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ditto @ ykha083.tky.3web.ne.jp on 98/2/07 23:55:54
In Reply to: 第三幕
posted by ditto @ ykha083.tky.3web.ne.jp on 98/2/07 23:53:00
(第四幕)
−ソフト屋お律の店−
目明かし・平次(以下平)「まったくもって冗談じゃねえぜ瓦版屋めぇ(怒)!何が世紀の一大決戦だあ。見せ物じゃねえってのによ!」
女将・お律「最近は、やらせってのが多いからね。どうせ誰かが仕組んだ狂言じゃないのぉ?」
平「お律ぅ!おめえまでがそんなこと言うなんて、どうかしてるぜ。いいかあパープルムーンは正義の味方だ!俺達の希望の光なんだぞ!」
律「ふん、どうだかね?」
平次の子分・ハチ「お律さん、パープルムーン嫌いでやすか?」
律「もう大嫌い!芋虫よりも嫌いよう。その名を聞くだけで悪寒がするわ。」
(作者注:お律は、義山の鐘編で、鐘をパープルムーンにかすめ取られて以来、彼女を目の敵にしている。)
朗「...」
平「年増の僻みかな?」
律「なんですって!」
ゲ金「まあよしなよ。」
平「金治ぃ、おまえはどうなんだ?」
ゲ金「お、俺かあ...、まあ世の中楽しけりゃいいと...(^_^;)」
平「それじゃただの野次馬じゃねえかい。少しは自分の立場を考えな!(怒)」
一同(朗除く)「?」
ハチ「お朗さんはどうなんでやす?」
朗「あ、あ、あたし!? ハハハ、まだ見たことも逢ったこともないから...何とも(^_^;)」
沼津の半次(以下沼)「ちょいと邪魔するぜ!」
花山末吉(以下花)「また、やかましい奴が来やがったな。」
ゲ金・朗「あああ!!!」
平「なんだい半次よう。不似合いな別嬪連れてるじゃねえかい?」
沼「不似合いはよけいだい!」
花「あたっちゃいるけどな。」
沼「まったく花山の旦那まで!まあいいか、おい綾ちゃんよう、挨拶、挨拶!」
綾「綾って言うんだよ。よろしくな!」
花「類は類を呼ぶというか...、この馬鹿たれ、またとんでもないじゃじゃ馬連れてきたもんだな(^^。」
沼「で、ここにいるのはみんな愉快仲間達でな(ROLさん御免!)。まず、ここの女将さんのお律さん、それに岡っ引きの平次親分に子分のハチ、こないだ紹介した遊び人ゲーマーの金さん、花山の旦那、町医者のお朗さんってところだい。」
綾「ああ、あんた!」
朗「(び、ビク(+_+))、な、なんでしょう?」
綾「どっかであったことがないかな?」
朗「(う、うぐ...)ま、まあ、私は医者だし、あちこち診療に出かけてるから...。」
綾「そうかなあ、なんかもっと印象的な出会いをしているような気がするけど...。ま、まあ気のせいよね。」
朗「(ほっ(^_^;))」
平「さてと、俺っちらはそろそろ調べに行くか。血祭組の好きにさせるわけにはいかねえからな。」
ハチ「へい、合点だい親分。」
平「最近、橋本の旦那がよそよそしくていけねえや」
ハチ「なんかあったんでやすかね?」
朗「じゃあ、あたしもそろそろ診療にいかないと...」
○)))
之 ススス
綾「?(何か怪しいな...。)」
(六日後・指定日の前日)
綾「で、出来た...」
塚「おめでとうでござる!してなにが?」
綾「こ、こら、勝手に見るでない!」
塚「...か、神様ぁ」
(いよいよ当日)
−夜四つ半−
綾「さていよいよだな。演出も考えたし、準備万端整ったな!」
人知れず城を抜け出す綾。
塚「姫...一体何処へ?」
綾の後を追う塚原。
さてと、世紀(?)の一戦は、また次回ね(^^。
To be continued
(注)この作品はフィクションであり。登場する個人・団体名は、実在のものとは何ら関係ありません。
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