中古ソフトの取り扱いについて(長文、でも駄文)



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投稿者: Hardluck @ nagasaki140.try-net.or.jp on 98/1/27 20:59:09

CESAが「中古ソフト撲滅キャンペーン」なるものを始める
そうだが、それに対応してか、小売店業界が下のような案を
出してきた。
「中古ソフト販売で得た利益の一部をメーカーに還元する」
というものだ。

正直に言って、これが一番現実的な落としどころだと思う。
CESAの調査によれば、現在のゲーム売り上げの75%は
中古ソフトだそうで、「だからメーカーに利益がいかないのだ」
そうだ。
確かに正論だが、ちょっと待ってほしい。
このデータは、小売店の側から見れば「小売店の売り上げの75%
は中古によってまかなわれている」ことを表しはしないか。
ここで中古ソフトを一気になくせば、小売店の売り上げは75%減に
なってしまうのだ。もちろん実際は新品の売り上げが伸びるが、それでも
大減収である。

ここで小売り店の取る道は2つ。
・ 閉店する。
・ 確実に売れると分かっているタイトル以外は一切
  入荷しない。

これでは中小メーカーは軒並み倒産してしまうだろう。小売店の数も
確実に減る。
それは我々ユーザーにとっても不幸な事であるはずだ。

実際、まだまだ小売り店舗への依存は大きい。当初「トバル2以降は
コンビニ流通のみ」としていたスクウェアでさえそれが実現していない。

とすれば、CESAの方も少しは妥協してほしい。日韓漁業協定みたいな
事になってからでは遅いと思うのだが。

そういえば、SCEの提唱する「不良在庫完全返品可能」制度は間違いなく
実行されるのだろうか。


以上、中古にソフトを売って新品ソフトを買っている自分を正当化するため
の理屈を考えてみましたが、どんなもんでしょう(笑)。
基本的に中古ソフトはなくならんでしょうね。ゲームソフトより遥かに安い
CDや書籍でさえなくならんのですから。


でもCESAと小売り店業界が合意したら、SCE立場ないなあ・・。