> 刑務所は罪を償うところではなく、更生させる施設です(日本の場合)。
> これによるとこの法律は 人権を無視したものということになります。

もっともな意見だと思います。理屈では良く解っています。
でも実際に被害にあった人間はそれで納得出来るでしょうか。
本当に更生出来る保証はあるのでしょうか。

確かに更生した人には辛い法案です。
この法案によって逆差別を受けた人も実際いるようです。
でもこの類の犯罪は身近にいる隣人が犯罪者であることが多いのです。
知っていれば、一人で遊びに行かなかったのに、
知らなかったために命を落とす可能性すら出てくるのは恐ろしいことです。

私自身も暴行こそされませんでしたが、
小さい子供のころから現在にいたるまで危ない目にあったことがありす。
気を付けるようになった、大人にになった今でさえもです。
子供はどうしたらいいのでしょう。
他人から襲われる恐怖は、言葉では言い切れないものがあります。
それだけで殺されるような気がします。
実際命を取られなくても性的暴力はそれだけで既にに精神的な殺人です。
将来、子供が生まれたらその子にそんな恐怖は味あわせたくありません。

確かにこの法案は逆差別を生む要因にもなります。
それならば、逆差別を生まないよう、個人が心掛けるしかないのではないでしょうか。
気を付けつつも、迎かえ入れ、少しずつ距離を縮めていくしかないと思います。
お互いに物凄い忍耐と気の遠くなるような時間を要するでしょう。
でも、それも罪を償うために必要なことだと思います。
刑務所で刑を終えたからといって、罪は消えるわけではないのです。
償いは一生続くものだと思います。

こういう問題は法律で簡単に片付けられることではありません。
でも、何もしない訳にはいきません。
法案だけで解決するなら、世の中もっと楽なはずです。
法案が起こすであろう結果が見通せるのであれば、
そうならないように法案をなくすのではなく、一人一人が努力すべきだと思います。
面倒かもしれませんが、日本でもこの法案があれば
確実に恐ろしい目に会う子供達は少なくなる筈です。

そして、逆差別が増え人権が侵害されるかは、私達自身の問題だと思います。

• Re: 女性の立場としての意見 - 船橋浩 98/1/21 10:43:30