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 投稿者:
freeman  @ ins5.omiya.dti.ne.jp on 98/1/14 01:44:52
 
「またか」というのと同時に腹が立ちました。
 簡単に言うと、都市部の中小商店が衰退している事に関しての内容です。
 これだけでは単なる事実ですが、何で腹が立ったかというと、またしても、
 補助金という名の税金を投入するという事についてです。通産省だけで
 1000億円の予算がついたそうです。
 
 何でこうなったかというと、中小商店の衰退と大規模店の撤退が都市部の空洞化
 を促進して、それにより、都市部に住んでいるお年寄り等の人たちが不便だから
 というのが主に報道されていました。
 
 しかし、元々、都市部の空洞化が起ったのは、法律により、郊外に大型店を出す
 事をできないようにしていた法律を緩和した事により(所謂大店法規制の緩和)、
 消費者の選択が広がった事(←ここが重要)により起ったのです。
 これ自体は、購入の仕方によっては、可処分所得が増える訳だから、その地域の
 人にとっては下手な減税よりも有り難いものです。
 
 解説委員の方は「消費者も物が安くなる事だけに目を奪われず、もう一度見直
 して、無くなっていくものに目を向けるべき」(一言一句そうではありませんが)
 等の事を言っていました。
 これは、余計なお世話ですね。先も書いたとおり、消費者が自由に選択できる幅が
 広がる事は歓迎すべき事ですし、衰退するのはそこに消費者を引き付けるだけの魅
 力と価値がないから、消費者を引き付けられないのです。言い方を変えると競争力
 が無いという事ですね。
 ましてや、先にも書いたとおり、そこに税金を投入して上からの活性化をはかろう
 な度というのは、言語道断です。だいたい、今迄そうやって多額の税金を無駄にし
 てきたのではないですか?
 寧ろ、政府に頼らず、自分達でなんとかしていこうという気風を生む事のほうが
 大事だと思います。
 その事が、また、都市部の事業所に競争力を与えるきっかけにもなります。
 そして、多額の税金を納めている法人も国の財政運営のズサンさを指摘する
 切っ掛けにもなるかもしれません。
 民間がすべき事に、政治家と役人がでしゃばるから、いつまで経っても『御上』
 に頼る気風が抜けないのでしょう。無論、そうしろと言う人たちがいるから、
 彼らもそうするのだというでしょうけど。
 しかし、そのために何千億という税金を投入する事を誰が許可したのか?
 我々の税金を握っているのは、消費者からみれば少数のそして、議員の人からすれ
 ば無視はできない『そうしろという人たち』に握られているのでしょうか?
 このあたりのところを、次回の投票では是非各政治家の方の考えを聞きたいものです。
 それによっては、現在の選挙制度についても、見直す必要があると思います。
 
 長く書いてしまいましたが、ここに、来ている人たちの大半は所謂(いわゆる)生産年齢かそれ以下の若い人たちが中心だと思うのでそういう意味で是非、考えてほしいのです。
 
 他人事と考えないで下さい。この負担は、今参政権持ってない人に特にツケが回ります。
 無論自分もその例外ではありませんが。だから、こうして書いているわけですけど。
 
 最後に、参政権を20歳未満の人にも設けるべしという考えに自分は賛成です。皆さんは如何ですか?
 
 
 
  
 
 
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