（第四幕）

盛「これがあらゆるプロテクトを外すCHIPか！見事な物じゃ。」
黒「これさえあれば、密輸複製ソフトが大量にさばけます。」
盛「つまり金の成るCHIPというわけだな。ははは！」
黒「左様でございます！」

黄「新年早々景気の良い話で結構なことでございますな！」
盛「な、何奴！？」
黒「もしやてめえは小吉の言ってた旅の爺か！」
盛「狼藉者だ！出会え出会え！」
黄「仕方ありませんな．．。助さん！格さん！　懲らしめてやりなさい！」
助・格「は！」

（いちおうここはチャンバラがあったものと思って下さい(^_^;)）
倭寇三勇士「なげやりだね．．．（＾＾）」

黄「格さん！もういいでしょう！」
格「はっ！静まれ！」
助「静まれい！」
格「この土星の紋所が目に入らぬか！」
盛・黒「ん？」
格「ここにおはすお方をどなたと心得る！
畏れ多くも前の副将軍！サターン光圀公にあらせられるぞ！」
盛・黒「な、何ぃ！？」
文「まさか．．．」
清「サターンの．．．」
重「御老公様！」
助「御老公の御前である。頭が高い！」
格「控えおろう！」
全員「はっ、ははあ（平身低頭）」

黄「これ！盛田！　その方長崎奉行の要職にありながら黒田屋と結託して違法な複製ソフトを販売して暴利をむさぼらんとしたこと、もはや言い逃れはできませんぞ！」
盛「お、おそれながら．．．そのようなことは黒田屋が勝手にやったこと。手前は何の関わりもございません！」
黒「盛田様！なんということを！」
黄「見苦しいぞ！盛田。」
銀「証人はこいつらね！（小吉と萩原を差し出す）」
盛・黒「お、おまえら．．．」
黄「これでもまだシラを切るつもりですか！盛田。追って沙汰あるまで謹慎せい！」
盛「お、おそれいりましてございます。」
黄「はっはっはっ！」

（注）この作品はフィクションであり。登場する個人・団体名は、実在のものとは何ら関係ありません。