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投稿者：
コウイチ @ proxy05.iij4u.or.jp on 97/10/25 07:49:47
In Reply to: To be or Not to be.生きるべきか、死すべきか。(長文
posted by Hiba @ gjdialin19.mesastate.edu on 97/10/25 07:11:33
なんら彼自身に取って、利益になったとは思えない犯行を見てると心が痛むんですよね。しかも、足の付くようなこといくらでもやってるし・・・なんか、こうイタイタしい感じがして。
こういう事件を語る時に、やっぱ一番頭によぎるのが世間の反応なんですよ。で、大概の人が糾弾している。
僕も昔はそんな感じだったなあ。僕の行ってた学校って、結構厳しくて、先生とかも突き放した人が多くて、そういう流れにのってると、ちょっとした悪事でも許せなくて、糾弾オンリーの人間になっちゃうんだよね。
でも、ふとしたキッカケで、自分自身が、一方的に糾弾される立場になったら、やっぱ辛いのよ。それも、魔が差したっていう言葉がぴったりのようなシチュエイションでね。
分からない人には"魔が差した"という言葉自体が、アリエナイぐらいのレベルで見えてしまうかもね。でも、そういうことって、なってしまえばよく分かるけどホントちょっとしたことでなっちゃうもんなんだよね。そして、そういう時に一番辛いのは、自分自身に対して言い分けができないことね。やったことを、素直に悪いと世間的には認める事が出来ても、自身の中じゃ、そう簡単に消化できるほど人間できてないしね。
で、そういった自己嫌悪に浸る間もなく、弾劾はどんどん来るしね。
そんなこんなの諸事情（もちろん、僕のちょっとしたワルサ程度を猟奇事件という現実社会の突起部分と比べるのも問題があると思いますが）で、僕自身が人を簡単に弾劾できない人間になったもので、やっぱ簡単に死刑にしろとは言えないなあ。
終身刑なら、もう人を殺さずにすむしね。
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