詩『紅(べに)』



[ このメッセージへの返事 ] [ 返事を書く ] [ home.html ]



投稿者: さすらい @ 133.65.41.10 on 97/10/24 12:21:24

橋の下
死にかけの少女
さしのべた僕の手に
彼女は食らいついてきた

大人になった彼女
鏡に向かい 紅をさす
その姿がまぶしくて
僕の記憶は過去へとぶ

彼女が最後に見たものは
紅い口した母親
紅の上に
どろりとした赤を加えていたらしい

彼女はつと立ち上がり
僕に肩に手を置く
好きなようにやりなさい
愛する人を食べなさい・・・・


___________________


ああ・・・書いてて思った。イメージは・・カマキリ(爆)
いやはや・・精神状態悪すぎるなぁ・・・・

では