![]() ![]() 投稿者: 倭寇三勇士 @ tpro2.tky.threewebnet.or.jp on 97/9/28 23:14:29
In Reply to: 第四幕
(第五幕) −ところ変わってお律の店− ソフト屋の女将・お律(以下律)「へえ、そんなことがあったの?」 ゲ金「その間、お前何処へ行ってたんだよ。」 律「ちょっとセミナーへね。」 ゲ金「セミナーだぁ?なんかよくわかんねえぞ。」 律「自分を見つめ直すってのかねえ、自己啓発のセミナーなんだよ。」 ゲ金「ふーむ、まあよくわかんないけど、のめり込むのはやめなよ。」 律「金さんも一度言ってみたらどう。ヤクザな人生に終止符が打てるかもよ。」 ゲ金「へんだ、大きなお世話ってもんだい。」 律「頑固だねえ、相変わらず。」 ゲ金「でも今回の件、平次親分を見直しなよ。最初からこれは、ねずみの仕業じゃねえって言い張ってたんだからさあ。」 律「あいよ。確かにやるときはやるもんだねえ。」 ゲ金「で、話は変わるけど最近お薦めのゲームはどれだい。」 律「何言ってんのよ、今はもうゼルドナ一色よ(そう?)」 ゲ金「そうかい、じゃそのゼルドナってのを一枚貰おうか。」 律「残念でした!売り切れよ(^^。」 ゲ金「<゜_゜;>ゲゲゲのゲ!だったら最初から言うない。」 律「へへ、ちょっと意地悪。」 ゲ金「全く。じゃ、そろそろお暇するぜ。」 律「あいよ。お休み。」 −お律の店からの帰り道− ゲ金「こそこそ人の後をつけてねえで、出てきたらどうだい?」 素浪人・車一徹(以下車)「儂がつけていることが判ったとは、なかなか出来る奴。」 ゲ金「この俺が誰だか知ってのことか?」 車「左様。あんさんに恨みつらみはござらぬ。しかし、義理は果たさねばならぬ。覚悟して貰おう。いやあ!これが儂の必殺、地獄車じゃ!」 ゲ金「ゴロゴロゴロ (゜ム゜) (^: (。フ。) :v) (゜ム゜)、あ痛い痛い痛い痛い!」 車「そりゃそりゃそりゃそりゃ!」 ゲ金「いたたたたたぁ....バタンQ。」 車「ふっ、悪いことをしたな。」 ゲ金「うーーーん(ぐったり)。」 平「おーい!なんだあ喧嘩か!?大人しくしろってんだい。...お!?金治じゃねえか。」 車「ちっ!邪魔が入ったか。まよかろう、あのケガならば当分は動けまい。」 平「おい、待ちやがれ!..畜生逃げ足の早い奴だ。」 ハチ「金さん、金さん、しっかりしなよ。」 ゲ金「(ぐったり)」 平「こいつはいけねえ!早く医者んところへ!」 ハチ「しかし、小早川先生は長崎から戻ってねえです。」 平「ウー、仕方がねえ。他にろくな医者がいねえからな。金治の家まで運ぶぞ、手伝え!」 ハチ「まかしておくんなせい。ところで金さんの家ってどこでやすか?」 平「何処って、そんなことくれえ...!!!!!うおおおお、これはいかん。おいハチ、ひとっ走り行って橋本の旦那を読んできてくれ。」 ハチ 「いや、行くのは構わねえですが、町人一人のケガで、橋本の旦那が動くともおもえねえんですが、。それに夜ももう遅いし。」平 「つべこべぬかしてねえで、早く報せてこい!」ハチ 「わかりやしたっすよ。」平 「金治ぃ死ぬんじゃねえぞ。頑張れよぉ!」偽ねずみの一件は片づいたものの、思わぬ金治の重傷。 |