作文”インターネット”



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投稿者: ノック @ jyou91.kumagaya.or.jp on 97/9/26 00:58:30

In Reply to: 第3回メッセージ文コンクール

posted by バシル (臨時代行) @ ShibataK-dos2.s.fukuoka-u.ac.jp on 97/9/25 11:00:19

 僕がインターネットを始めてから、かれこれ一年近く経つ。
初めは色々なホームページを見て回るだけだったけど、いつからか、ネットの向こうにいる人達とのやりとりにハマリ始めた。気に入ったホームページを見付けては、感想のメールを送ったり、伝言板で情報交換したり、チャットで遊んだり・・・。

 見知らぬ人との会話は確かに楽しいけど、やっぱり時には辛い事も有る。
伝言板で誹謗された事が有った。チャットで中傷された事も有った。論争に巻き込まれた事も有ったし、アラシに嘆いた事も有った。もっと細かい事、暴言・反論・指摘・無視なども含めたら、とても数え切れない。その度に不快になった。そしてそれは今でも変わらない。
だからと言って、その度に投げてはいられない。それは相手だって同じだし、なによりも自分に負けるのが嫌だ。

 最近は特に伝言板を多く利用している。不特定多数の人と、時間にも余り制限されず、大量の文章で情報交換出来るのが嬉しい。色々な人の書き込みを読んだり、レスを付けたり、付けられたり・・・。
時にはレスが欲しくても、やっぱり付かない時も有る。
でも僕は知っている。
例えレスが付かなくても、賛同者がいなくても、それが自分の素直な気持ちなら、必ず理解者はいる。必ずいるはずなんだ。
だって僕もそうだから。
そしてそんな僕も、決して特別な人間じゃ無いから。

僕が、誰か他の人に負けるのは構わない。
僕が、僕自身に負けるのだけは許せない。
だから僕は投げない。
そして今日も、僕はインターネットで楽しんでいる。