投稿者: ヘンリー @ PPP04069.win.or.jp on 97/8/30 10:10:34
『ゲーム性の有るエロゲー』の創始者と言われる蛭田氏である。この結社を蛭田氏と共に牛耳ていた6人が後の新生エロゲーム創世期の実力者である。 この7人によってエロゲームは統治され、このときの話し合いを『ソフ倫』と呼び、以来この商売を治める人達の会議をそう呼ぶようになった。ちなみに、現在高円寺ツインビルとしてエルフ憩の場所になっているところでその会議は行われていた。 エロゲームの政治機構は前述した『ソフ倫』が最高権力機関として君臨し、その下に広告屋、エロゲー屋、外注屋が存在する。 モザイク貼り、警察活動は『ソフ倫』の直轄するところであり、その最高責任者の椅子には当然 エルフのメンバーが座っていた。 現在の『ソフ倫』のメンバーは21人。あらゆる職種の人間だが彼らに共通して言えることは恐るべき経済力と強大な権力を持っている点である。彼らより上に立つ人間は存在せず、彼らより下にいる人間で反抗する者はいなかった。いわば、彼らはエロゲー界の王の中の王だったのである。 ひと昔前ならばエロゲー界の王の中の王は流通の支配者だったろうが、今は違った。 流通に代わって制作先こそがその地位を占め、かつてソフトバンク社が市場を荒らしたのと同じように荒らしていたのである。 エロゲームの制作人口は現在登録されているだけで約800人。未登録の人口は2000人強と推定される。 ソフ倫加盟として登録されていない者は当然のことながら流通権がなく、商品卸し、パッケージ印刷、販促プロモート等で冷遇されることになる。未登録であることがわかれば当然、強制的に前に食っていた同人市場に返されることになる。 (実際に強制送還される人は少ない)
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