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投稿者:
錦太郎 @ sutkmax1-ppp10.ed.kagu.sut.ac.jp on 97/8/29 10:26:01
In Reply to: 需要ではなく重要の間違いです。
posted by TRICKSTER @ p3spr058.highway.or.jp on 97/8/29 02:47:36
仏教は大乗仏教と小乗仏教にわかれます。小乗仏教というのは聞き誤って伝えられた仏教で自分さえよければそれでいいというものです。(我利俄利)
大乗仏教というのは正しく伝えられた仏教で自分のみでなく、みんなの幸せが私の幸せにもなるといった考えです(自利利他)
さらに、大乗仏教というのは聖道仏教と浄土仏教に分かれます。聖道仏教というのは、天台宗、真言宗、禅宗、華厳宗、法相宗などの宗派です。
浄土仏教というのは、浄土宗、浄土真宗などです。
TRICKSTERさんは仏教には方便と真実があることをご存じですか?従仮入真という言葉が仏教にはありますが、これは方便から真実に入るということです。
つまり、方便からしか真実には入れないのです。(世間で使う方便とは違いますので注意して下さい)
ですから、経典にも方便の経典と真実の経典があります。真実の経典は大無量寿経であります。いろんな経典がありますが、それらは方便の経典で
お釈迦様が本当に説きたかったのは大無量寿経なんです。大無量寿経を本としている宗派は浄土真宗です。ですから、仏教=浄土真宗なんです。
釈尊はほかを非難するなと仰有ったことはないと言っていますが、般舟経には、
「優婆夷、この三昧をききてまなばんと欲っせんものは、自ら仏に帰命し法に帰命せよ,比丘僧に帰命せよ、余道につかうることをえざれ、天を拝することをえざれ、鬼神をまつることをえざれ、吉良日をみることをえざれ」
と説いています。優婆夷というのは、仏教を聞いていた女の人のことです。女の人に仏教以外の神とかをまつっていた人が多かったのでこう言っています。
「余道につかうることをえざれ」というのは仏教以外につかえるなということです。
「天を拝することをえざれ」というのは当時太陽が運命を決めると思っている人がいたらしく、そんなことするなと言っています。
「鬼神をまつることをえざれ」神をまつるなってことです。
「吉良日をみることをえざれ」というのは日に善悪などないのだから、今日は日が良いからとかそんなことすんな。ってことです。
さらに、仏教で日の善悪を言わない根拠は
「如来の法の中に吉日良辰をえらぶことなし」(涅槃経)です。
仏教以外の全宗教を釈尊が非難なさったお言葉は、
○涅槃経にのたまわく
世尊常に説きたまわく、一切の外学九十五種は,みな悪道におもむく
世尊というのは釈尊のことです。一切の外学九十五種というのは、仏教以外の全宗教のこと
「仏教以外の宗教はみんな悪道だ!」と釈尊は仰有っているのです。
さらに、涅槃経には「破邪顕正せざるものは仏弟子にあらず、仏法中の仇なり」と説かれています。
ここでいう「正」というのは真実の仏法のことです。「破邪顕正しないヤツはオレは一番嫌いなんだ!」
と釈尊の遺言である涅槃経に説かれているんです。
他のことを非難する人=良識も何もなく、視野の狭い人間ではないと思います。
一つのことを教えるということは、他を信じるなってことなんですから、私達の体は一つしかないんですから西に行けと言われたら、他の方向には行けません。
また、西に行けということは暗にそれ以外の方向には向かうなってこてですよね。
失礼ですが、まだTRICKSTERさんは仏教がよくわかっていないと思われます。
何のために仏教が説かれたのかという肝心要のところが抜けています。
それを伝えるために私は書き込みをしているんです。
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