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 投稿者:
遠山金三郎  @ tproxy.tky.threewebnet.or.jp on 97/8/04 00:21:15
 
In Reply to: 第三幕B posted by 遠山金三郎  @ tproxy.tky.threewebnet.or.jp on 97/8/04 00:17:32
 
(最終幕)
 サターン町奉行所多摩地区派出所にて
 「サターン町奉行遠山左右衛門之丞様ご出座あ!」
 サターン町奉行・遠山金三郎(以下金)「さてこれより、低尾の山における鬼騒動の一件につき吟味をいたす。皆のもの面を上げい。」
 江「御奉行、私はいやしくも多摩を預かる代官でありますぞ、このような罪人と同じお白洲に座らされるなど納得がいきませぬ。」
 金「当奉行所の調べによれば、そこにいるゲームマスターなどと名乗る宮里という者の誘いにのり、庄屋吉兵衛とともに低尾山や七王子村を巻き込みシミュレーションゲームを行ったとある。お主らの行為により多数の犠牲者が出ておる。これはゆゆしきこと。」
 宮里(以下宮)「ははは、これはなかなか面白い発想でございますな。町奉行より、クリエイターになられてはどうですか?」
 吉「証拠でもおありなさるのか、御奉行様!むしろ我々は被害者でございますぞ。」
 金「被害者とな。」
 江「そう、突然ゲーマーの金治と名乗る狼藉者が押し入ってきましてな。さんざん暴れ放題。捕まえるのはその者の方ではございませぬか?」
 金「ほう、ではその金治をここに証人として連れてきても良いのだな。」
 宮・江・吉「(うっ!)ああ、そうして下さいまし。でも何処の馬の骨かわからんでしょう。」
 金「では証人金治、ここへ(と言って入れ墨を見せる)。」
 宮・江・吉「うぉぉぉ!どっしぇい!」
 金「もうこれ以上の説明は不要であろう。裁きを申し渡す、宮里、江川、吉兵衛の3人は死罪獄門!江川の腰元および庄屋の息子は遠島申しつける!引ったてぃ!」
 一同「はっ!」
 金「これにて一件落着!」
 
 (注)この作品はフィクションであり。登場する個人・団体名は、実在のものとは何ら関係ありません。
 
 
  
 
 
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