第五幕



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投稿者: 遠山金三郎 @ tproxy.tky.threewebnet.or.jp on 97/8/01 23:21:30

In Reply to: 第四幕

posted by 遠山金三郎 @ tproxy.tky.threewebnet.or.jp on 97/8/01 23:19:33

(第五幕)

ゲーマーの金治(以下ゲ)「やあ律ちゃん、じゃまするぜ。なんだ相変わらず閑古鳥が鳴いてやがるな。」
ソフト屋の女将・律(以下)「あたしのせいじゃないわよ!」
「わあった。わあった。しかし、何でこんなにソフトの売上が細ちまったのかねえ。今年になってから急に。」
「いや、あたし思うんだけどさあ。」
「なんだい。」
「あたしの個人的な意見なんだけどさあ。」
「もったいぶらないで早く言いな。」
「こんなストーリーと全く関係ないところで反論のRes付けられても困るから断ってんだけどねえ。」
「わかった、わかりました!」
「FF七のせいだと睨んでんだよ。」
「へ!?なんで。」
「あれが300万本以上も売れたじゃない。それで他のソフトが売れないと思うのよ。」
「よくわかんねえな。昔だってそれくらい売れたソフトはあったんじゃねえのか。」
「だってねえ。昔はまだ、中古屋に売れただろ。それでまた次のソフトを買うお金になったじゃない。ところが中古屋じゃあFF七は買わない。だからソフトを買うお金のない人たちばかりになっちまったんじゃないかと思うのよね。」
「でも、その因果ははっきりしねえなあ。」
「金さん、あたしの言うこと信じてないでしょ。これでも女手ひとつでソフト屋をやってんだよ。のほほんと遊んでばかりいる誰かさんとは違うわよ。」
「わかったよ。その話は後でゆっくり聞いてやるから。」
「じっくり聞くのは良いけど、さっさと裁いてよ。」
「ん!、このパネルは?」
「ああそのパネルね、問屋がどうしても置かせてくれっていうからね。」
「でも、これは...発売日未定、価格未定、...機種未定?、発売元不明!ってなんだこりゃ。」
「ちょっと不気味よね。でもそこいらのソフト屋にあるわね。」
「で、タイトルが、Ogre Fantasy!?

(注)この作品はフィクションであり。登場する個人・団体名は、実在のものとは何ら関係ありません。



作者「続きは、また明日ね!」