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投稿者:
ひまじん @ ppp8652.pppp.ap.so-net.or.jp on 97/7/29 11:55:12
In Reply to: 「メッセージ文コンクール」
posted by 高山 比呂 @ um1-12.tokyo.infoPepper.or.jp on 97/7/29 07:59:16
> > > > > > 空を見上げると、太陽が幾筋もの光の線となって僕に降り注いでいる。
> > > > > > 少し視線を下げると遠くの山にかかった夏の雲が見える。
> > > > > > そう、今は夏休み。僕は行く宛てもなく散歩をしていた。
> > > > > > するといつのまにか神社の鳥居の前に来ていた。この町の外れにある
> > > > > > 山の上の神社につつ゛く石の階段が見えた。
> > > > > >
> > > > > > よくここで遊んだものだ、と昔を思い出しながら足が神社へと進んでいった。
> > > > > > 上を見ると太陽はなく、木々が生い茂り、あたりはひんやりとしていて気持ち
> > > > > > よかった。階段も終わりに近ずいた頃、神社の屋根が見え始めた。
> > > > > >
> > > > > > そして、最後の階段を登り終えて前を向いた僕の目に飛び込んできたもは・・・
> > > > > >
> > > > > > ゆっ、ゆうこ?
> > > > > > 僕は、信じられなかった。目の前に小学校のクラスメートだった
> > > > > > ゆうこの姿が・・・・・・
> > > > > > 赤いランドセルを背負っておさげ髪が良く似合う昔のままの姿で
> > > > > > ・・・・・・
> > > > > > 彼女は、にっこりほほえんでいた。
> > > > > >
> > > > > > 幽霊?そう思えるほど彼女は子供の頃のゆうこに似ていた・・・いや、
> > > > > > ゆうこそのものだった。小学校卒業と同時に転校した、僕の初恋の人。
> > > > > > 昔の思い出が次々と頭の中に浮かんでくる・・・
> > > > > > その時、その女の子は・・・ゆうこは背中を向けて歩きはじめると同時に
> > > > > > 消えてしまった。まるで霧のように・・・
> > > > > >
> > > > > > 僕は、しばらくその場所に立ち止まっていた。
> > > > > > ふと、卒業式の最後に泣きながら僕に握手を求めてきたゆうこの
> > > > > > 右手が頭に浮かんできた。
> > > > > > 今思うと、あの握手も、卒業式の雰囲気にのまれて、たまたま近くにいた僕に左手を、差し出しただけなんだろうな。
> > > > > > ほんとに、一方的な、片思いだったな・・・・・。
> > > > > >
> > > > > > と、・・・・・・雨だ、
> > > > > > 太陽が出てるのに、・・・にわか雨だな、すぐ止むだろう。
> > > > > > 僕は、神社に駆け込んだ。
> > > > > > そして、賽銭箱に腰掛けしばらく考えこんでいた。
> > > > > >
> > > > > > 「さっきの女の子・・・あれは確かにゆうこだった」
> > > > > > と、独り言をつぶやいた。
> > > > > > まさか、ゆうこの身に何かあったのだろうか。そう考えるとだんだん心配に
> > > > > > なってきた。こういう事にくわしい、幼なじみで腐れ縁の新倉イワオに相談
> > > > > > しようかと、ふと考えたがあいつは今中国に野人を探しにいっている。
> > > > > > ・・・雨がやんだようだ。階段を降り、神社を後にした。アスファルトの
> > > > > > 焼ける匂いがする・・・。
> > > > > >
> > > > > >
> > > > > > ・・・幽霊、生き霊、虫の知らせ・・・・??
> > > > > > 頭の中で、さっきのゆうこの姿がグルグル回っている。
> > > > > > 自慢じゃないが、俺は、この手の話が全然解らない。
> > > > > > やはりあいつに相談しよう、新倉イワオ。アイツは、昔から”ムー”
> > > > > > とか言う雑誌読んでたよな。いまは、その手の出版社に入って頑張ってるみたいだな。でいまは、中国に野人探しか。
> > > > > > 俺は、新倉イワオに会いに行こうと決めた。
> > > > > >
> > > > > > すると突然、目の前の風景が歪みだした。まるでそこに水面があるように
> > > > > > 波紋を広げていく・・・。そして、なんと!そこから人間の手が飛び出してきた
> > > > > > ではないか!唖然とする僕の目の前にそいつは突然現れた!間違いない!
> > > > > > 「新倉イワオ」だっ!幼なじみで腐れ縁のこいつは今、時空を超えてやってきた!
> > > > > >
> > > > > >
> > > > > > 僕は、反射的に、新倉イワオをブン殴っていた!
> > > > > > いつもの、軽い挨拶代わりだ。新倉イワオは、名前の通り鋼の
> > > > > > 肉体を、持つ男なのだ。俺のパンチぐらい蚊に刺されたようなも
> > > > > > のだ。
> > > > > > 「なんだ、新倉、おまえテレポートも覚えたのか」
> > > > > >
> > > > > 新倉イワオはいつもの挨拶の一本背負いを僕に決めながら言った。
> > > > > 「ふっ・・・・悪魔と契約したのさ・・この力・・すばらしい!!
> > > > > 所で、俺に用があるんだろう?」
> > > > > 僕は事のいきさつを話した。イワオは答えた・・・
> > > > >
> > > > 「それは悪魔が乗り移っているんだな。」
> > > > 「ところで君も契約してみないかい、今なら壱ヶ月の洗剤がついてくるよ。」
> > >
> > > ガガガッ! ドッゴーーン!ジェ〜ット!!
> > > 俺は、河合さん直伝の、ジェットアッパーを、新倉イワオにおみまいしてやった。
> > > 「フッ、人の話を、ちゃんと聞かないのが、君の悪い癖だ。」
> > > 「契約なんて、どうでもいいから、ゆうこのことを、教えんか!」
> > >
> > 「ふふっ、だがこのすばらしき力を見れば君の気持ちもかわるよ・・・いでよサタン。」
>
>
> ピカッ!突然雷が鳴ったかと思うと、あたりは、常夏の砂浜に変わった。
>
> 「クールパァーット」
>
> イキナリ、目の前に変な外人が現れた。
> 手には、セガサターンを、持っている、
> 俺は、ボーっと見つめていた。
> その時、新倉イワオの姿が、みるみる変わっていった。
>
> 〜何に変わった?〜
>
> 1.E野賢治
> 2.A野秀明
> 3.その他
>
>
> ねこびーさんゴメン(^^; 私もう落ちます。明日早いもので、
> 皆さん後は、よろしく(^^
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