私もその番組は見ました。その番組を一緒に見ていた人も言ってましたけど、
結局は流行もの叩きなのではないのでしょうか。ここ最近では、宗教団体が叩
かれ、次にはインターネットが叩かれ、そして最近人気が上がってきたアニメ
及びゲームを今度は叩く。そうすることによってテレビ局は新しい標的をどん
どん作り出し、それに関しての特別番組を組んだりして視聴率を稼ぎ、そして
自分達はこのような社会に警鐘を鳴らしたんだと得意げになる。しかも番組に
出演した人から抗議が来ても言葉たくみにこういうつもりではなかったといい
張る。結局はマスコミの新しい話題と攻撃対象探しでしょう。

オタクを執拗に攻撃するのは、自分達とは違うものつまり異質物を排除しよう
という行為なのではないでしょうか。自分達の理解できない世界には敵意をむ
きだしにし、自分達の理解できるものしか受け入れない。このような社会だか
らこそ、オタクが執拗に攻撃されるのだと思います。このような事になるのも
まだアニメ自体が社会的な市民権を得てないためでしょう。 アメリカでは甲
殻機動隊の映画が高く評価されましたが日本では映画とすら認めてもらえない
傾向がありました。このようにまだまだ多くの人の心の中にアニメ＝オタクの
方程式が残っている限り、このアニメ叩きは続くのではないでしょうか。