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投稿者:
さば寿司 @ pta211.gunmanet.or.jp on 97/11/08 02:57:36
In Reply to: Re: デジタルにもいろいろあります
posted by 愛野どれい @ halfmoon.kohgakusha.co.jp on 97/11/07 16:06:43
某東映(他の会社でも)でデジタル(?)のアニメーションをつくるときに使われているのがRETASというソフトです。
レタスはトレースマン、ペイントマン、コアレタス、レンダードッグの四つのアプリで構成されています。
トレースマンで動画、背景のスキャン(動画{線画の部分}はいままでどうり紙に手描きで描きます)
ペイントマンで動画の彩色
コアレタスで動画(セル画)の撮影、編集(特殊効果など)を受け持っています
最後にレンダードッグでレンダリングしてベーカムやフィルムに専用の機材で落とすのが一般的な作業だったと思います。
んで、今のところはレタスはMACのみと言っていいです。
だから、クレヨン〜、鬼太郎なんかはMACでつくってます
でも確か攻殻機動隊はシリコングラフィックスかなんかだったと思う...
キャラクターが浮くということは、テレビアニメの場合、(仕事の)時間がせっぱ詰まってるので、いろいろと欠点が浮き出てくるからだと思います。
実際、キャラクターをアップで映すと輪郭がドットで見えることがあります。
アンチエリアシングをかければ輪郭のドットを滑らかに見せることはできるのですが、いかんせん時間がかかるのでついついそんな作業は飛ばしてしまうのだと思います。
あと、デジタル彩色だと色がきわだってしまうので手描きの背景をスキャナーで取り込んだものに重ねると違和感がでてしまう訳です(多分...)。
だから手間がかかってもフィルムのほうがしっくりと自然に見えるので人気があるみたいです。
- 追記 - さば寿司 97/11/08 03:04:42
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