初代での「太平洋の亡霊」は名作ですよ



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投稿者: ビート @ oka010.aimnet.or.jp on 97/9/09 01:25:22

In Reply to: 忘れることなかれり!「009」編

posted by ゼルビス @ 202.233.3.150 on 97/9/08 16:04:36

 初代・白黒時代の「太平洋の亡霊」は必見です。
 現代に突如、第二次大戦での月光・桜花・零戦等が蘇り駐在米軍を攻撃。あげくは原爆実験の犠牲として沈んだ長門まで復活し米本土まで進撃を始めた。
 原因は戦争により息子を亡くした博士が「平和の犠牲となって死んだ息子なのにアメリカはまた戦争を始めた」とのベトナム戦争批判(ソ連との冷戦時代が背景)があって、大戦時代の兵器を復活させる装置を使っての仕業である。
 サイボーグ戦士は博士を説得するも通じず(どんな攻撃でも邪魔をされない場所で操作している)長門は本土へ。米軍は切り札として原爆を再び長門へ投下するも侵攻は止まらず、それどころか一層放射能を増して近づく。
 もうこれまでだ!と思った時、博士の前だけに息子が現れ「もういいんだ」と話し始める。静かに息を引き取る博士、長門はゆっくりと沈み始めた・・・009は一体何があったのか知る由もない。
 そしてアニメ番組史上初にして未だ唯一の憲法第九条が画面を流れるんですよ。「戦争を永遠に放棄する」と。

 長くなりましたがレンタルがありましたら是非とも見てください。