サクラローレルにチャンスあり!!(長いです)



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投稿者: 海鳥 @ sndi5DU18.myg.mesh.ad.jp on 97/9/04 09:39:40

なんか、今年の凱旋門賞は「10年に1度の顔ぶれ」とか、「いや、今世紀
最強だ」とか世間では言われてますが、「そんな事ないよ」という話をし
たいと思います。

これからの話は「血統から推測される潜在能力」だけの話です。
(生産、育成、調教、騎乗の内の「生産」の部分(チト違うかな?)ね。)

ステージチャンプは「短距離馬」「中距離馬」「長距離馬」のうちのどれで
しょう?と聞かれたら、大抵の人は「長距離馬」と答えるでしょう。
何故か?「長距離のレースで実績があるから」・・・その通り!でもレース
に勝った(善戦した)と言うだけで、安直にその馬を評価すると大変な誤
解をしてしまいます(その馬の歩むべき道を間違えたり)。
成績は事実ですから、評価するのは当たり前ですが、

「レースは相手あってのもの」と言う事を忘れないで欲しいのです。

例えば、ステイヤーズSを勝った馬がいても、そのレースがマイラーだけ
の参加であっても勝ち馬には「ステイヤーズS勝ち馬」という冠が与えら
れる訳です。G1にしても同じです。G2級のメンバーだけ出走しても、そ
のレースがG1であれば「G1ホース」の冠が与えられます。
(ちなみにステージチャンプは血統的には中距離馬です)

現在、世界的(日本を含む)に競走馬のレベルが低下してきています。
凱旋門賞の勝ち馬も、去年もその前も大した事ありません。
今年の欧州の主要G1(キングジョージとか)の勝ち馬も「G1級」の馬は
いませんでした。
(日本も去年の秋〜今年の春の間のG1で「G1級」の勝ち馬はナシ)
だから、「凱旋門賞史上最強メンバー」とか言われても、それは「何々の
勝ち馬が一同に会する」程度の意味に受け取っといてください。
ただし、ワタクシ、この間「今年の凱旋門は低レベル」とか言ってしまった
んですが、コレは「最強」に対しての「低レベル」です。
絶対的レベルに対する評価は「上の下レベル」くらいでしょうか。
よって、サクラローレルにチャンスあり!!ですわ。
長々と失礼いたしました。今回は、この辺で。

タイキ関係者・・・いや、アンコロさんへ追記(笑)

これは別に、「この間のフォロー」ではありません(笑)。
客観的に、冷静に書いたので、素直に読みましょう。