なんか、私も疲れてきました。
というより、ゲームに飽きてきたのかもしれません。
私のゲームに対する考えと、メーカーや一般ユーザーとの
それに、ずれが出ているのかもしれません。

他人がどう評価しようとそれは自由なのですが、
私は恋愛シミュレーションが大嫌いです。
そういうのが結構好きな友人から借りてやっているのですが、
楽しいとは感じません。
その人からどう面白いか手ほどきを受けてもだめでした。
楽しさの感じ方は個人差があるという当然の事柄が
導き出されるだけでした。

問題は、そこにあります。
ゲーム市場を広げるうえで、一般大衆（ゲームマニア、あるいは
それに近い人に対して)の取り込みが必要なのはわかります。
でも、それが最近、マニア層の切り捨てに思えてなりません。
例に挙げたジャンルは、性の延長上にある”恋愛”を扱っている
らしいのですが、一通りの無難な反応をしらみつぶしに探していき、
その後にある可能性の大きい行為を無視し、うわべを飾る、
というほどの工夫もないものの、どこが”楽しい””ゲーム”なのでしょう。
底も天井も見え透いています。

我々がやっていたのは、そして、あれほどに熱中したものは、
そんなものではありません。
そして、今のターゲットとなっているユーザー層は、
それほどまでには熱中しない人たちではないでしょうか。
私がいいたいのは、今のゲームは疲れるほどにのめり込むものではない、
ということです。
世に言う、ライトなものです。

疲れたり、廃業宣言することなく、
今は肩の力を抜いて業界を見つめ、
いつか良いゲームがでるまで、無言有言の抵抗をしましょう。
大衆など（私も含めて）、気流にのってのぼる凧でしかないのですから。
真のコアたるユーザーを無視し続けることはできませんよ。

• Re: はい。 - ブレイズが最高 97/6/10 21:34:47