バーニングレンジャーの意図



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投稿者: イプシロンセカンド @ h167.p082.iij4u.or.jp on 98/3/05 01:01:31

昔から、ナカユウジさんのカラーだった、やり込みの要求
が、バーニングレンジャーにも感ぜられますね。
ポジティブに、アグレッシブに、クリアへの希求がない
ことには、このゲームは十全に楽しめないと思いました。
ゲームシステムや、難易度に製作者の意図が見える
ゲームって、なかなかないものですから、ちょっと
うれしいな、と思ってしまったんですよね。
バーニングレンジャーは、ポリゴンで、アニメチックで、
次世代の香りがぷんぷんするけど、心は、そう
セガマーク3の頃から一緒なんだな、って。

わたくしも高速スクロールの難易度にめげました。
こんなのやってられないと思ったのは確かです。
でも。
幾度かトライすると見えてくるんですよね。パターンが。
ラインを取って、安全な道を探すのが楽しくなりました。
もちろん、そこに至るまでに何度も何度もメイズを
かけずり回りました。
その結果、高速ステージをクリアするに至ったのです。
クリアするよろこび、ゲームとしての喜びが、ソニックチーム
の作品にはまだあるのだなあ、と。
用意されたドラマではない、自分だけのドラマ。
それにハマる喜びを味わえた事に感謝したい。

雨の降る休日に、部屋でバーニングレンジャーを遊ぶ。
それって、素敵な休日。
むつかしくて、メゲそうになって、でもまたプレイして、
そうして、雨の休日はフィクションに飲み込まれて。

バーニングレンジャーは「ゲーム」なんですよね。