ADPCMとゲーム機と



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投稿者: えすとらど @ tkt090.osk.3web.ne.jp on 98/2/07 01:15:20

In Reply to: Re: グランディアの移植

posted by KiRYU @ 159.153.12.194 on 98/2/06 13:05:36

> 音関係には全然詳しくないんで、的外れな考えかもしれませんが、
> 「圧縮して扱ってる」ッテいう時点で「44.1メガヘルツでは無くなってる」ってこと
> じゃないんでしょうか?

いわゆるADPCMというやつで、音の劣化ほとんどなしにサイズを1/4くらいに
圧縮しています。つまり、SSの11.0225kHzの音声データと同じ容量で、
PSでは44.1kHzの音が鳴らせるわけです。PSもSSもサウンドRAMは同じ512KB
ですが、実際にはPSの方は4倍の2MB相当。だから、音関係ではどう
あがいてもSSはPSには勝てないんですよ。冷厳な事実として(苦笑)。

ついでに言えば、PSのPCMは44.1kHz固定だそうで。
ここらへんはオーディオのソニーの意地でしょうか。

> (雑誌のインタビューの中でゲームアーツの人が「PSの開発機材をちょこっと
> いじってみたことがあるけど面白くなかった」って発言してた記憶もあります)

PSというハードは、昔ながらの開発者にとっては、面白くないか魅力を
感じるか真っ二つに分かれるようですね。ただ、セガ次世代機もはっきり
言ってPSと9割方同じようなコンセプトの機械だったりするんですけど。
と言うか、世の中のゲーム制作環境すべてそういう方向に流れてまして...。

関係ないですが、それを1994年時点で提示できた
PSのハード開発者には畏怖を覚えます。