一言、言わせてください。 (少し長いです)



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投稿者: カリム @ s7-a.tyhr.hokkai-s-u.ac.jp on 98/1/29 20:24:12

In Reply to: 拝啓 感想をいただいた皆様と飯野賢治様へ。

posted by 心からの声 @ 202.213.243.99 on 98/1/29 15:59:10

 最近、いろいろと、いそがしく、今日になって、ようやく時間がとれたので、久しぶりに伝言板に来てみると、
あなたのことについて、沢山の人の意見が書き込まれていることを知りました。
 そこで、昨日の、あなたの意見を読んで、少し、不愉快な気持ちになりました。
 あなたは、リンゴが赤いなど、そういう色が、音のゲームによって、理解できるのかみたいなことを、
言っていましたが、私としては、視覚障害者が、想像によってこうだと納得すればいいと思います。
 何故、あなたは、確定した、いわば、我々に見える赤のみが正しと思うのですか?。
 我々に見える、赤色、リンゴの形でなければいけないのですか?。
 私は、そうは、思いません。
 飯野さんは、リアルサウンドによって、草や木、建物、人のざわめきを、その人の想像する
思いによって理解できることを望んだと思います。
 当然、人によっては、主人公の顔や、スタイルなど、たとえ、どういうものか説明されても、
想像するのは、千差万別だと思います。 
 しかし、あなたは、それが、確立したものでなければいけないと、思いこんでいます。
 そういう、確立した設定、先入観が取り払われるのが、このゲームの魅力だと思うのですがね。
 わかっていただけました?。
 確かに、視覚障害者には、言葉のニュアンスによって、炎の色、温かい色、血の色、
そうしたことが、目安として、赤色だと理解させるのはいいのですが、せめて、ゲームの中では、
自由に想像させたい、そう思います。
  
 私は、障害者ではないので、あなた達にとっては、世間知らずの無知な意見と、思われても仕方ありません。
 でも、私は、あなた達障害者と、普通の人を区別することはしたくないのです。
 目に見えることすべてが、すべてじゃないという、小森まなみさんの歌の通り、
見えないことによって、初めて理解することもあり得ます。
 目を閉じよ、そしたらおまえは見えるだろうと言う、サムエル・バトラーの、名言も、あることですし。
 ただ、少し立場が違うだけ。
 そういう人が、理解しやすい方法であれば、少しぐらい、現実と違うものの見方をしてもいいと思いますが。
  訳わからないことを書いて済みませんが、少しでも、理解してくれたらと思います。