> セガの一人負けですが、去年の暮れの段階で、今年はハードの生産量を
> 調整して在庫をだぶらせないようする、という戦略が発表されたのですが
> それが、まったく無視されていますね。減収減益も、北米のジェネシスの
> 在庫処分をしたせいもあるのですが、それも書かれていない。

つまり生産量を調節しなければならないし、在庫処分を行なわなければ
ならない状況に追い込まれたということでしょう。
失敗と言われてもしょうがないです。
もともと現在の価格設定に耐えられるようなハードウェア設計にはなって
ないようですし、最初の一歩から間違えがあったような気がします。

> バンダイもピピンという爆弾があるんですが、後始末どうするんですかね？
＞バンダイ

撤退を決めたようですよ。今更必要ないでしょう。

> こういう記事を見て、安易にサターンは終わったと、決めつける
> ゲーム問屋がなければいいのですが。

問屋を統合して直販体制を築くようですし、関係ないのでは。
問題は店頭での売れ行きでしょう。


> プレステが、年末年始には、ソフト１０００種類を達成するようですが、
> 一人当たりのソフト所有率が、５枚以下というのを隠して、また
> マスコミが騒ぐのでしょうね。「いったぜ１０００」

ユーザー数が増えれば一本のソフトを延々大事に遊ぶユーザーが
増えるのは当然ですし、それでも充分に収益を上げられるような
事業計画を立てるべきなのです。
ユーザーが複数本ゲームを買ってくれることを前提とするのは、
甘いんじゃないでしょうか。


もともとこの記事は決算という冷徹な結果の数字をもとに書かれ
たもので、これに反論するにはセガが予想以上に利益をあげるし
かありません。
よく言われることですが、たった一本の画期的なソフトで流れが
かわることがあるのがゲーム業界の面白いところです。
セガにはそういうソフトを創って欲しいですね。
次のマシンとどっちに力を入れるのか難しいところだけど。

それから日経産業新聞にもセガとバンダイを対比するような、より
詳しい記事が載っていました。