戦い済んで陽が暮れて(怒首領蜂)



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投稿者: hiv @ apopt9.iis.u-tokyo.ac.jp on 97/10/31 18:38:57

こんにちは。

とうとう終わりましたね。
ええ、私も観念して出してきました。

全国のすごい方々と同じ土俵で戦えるまたとないチャンスなので、悔いのない様に
プレイしたいと思っていました。
『怒首領蜂』が発売されてから6週間、自由になる時間の大半を傾けてきたので
それなりに満足しています。
スコア自体はいくつであっても構わなかったのです。

はじめはアーケードとの違いが目について、どうもハマれないと思っていましたが、
いつしかアーケードの方が気持ち悪いぐらいになってしまいました。
今ではこの速すぎるサターン版でないと満足できません。

今回、実は私、自分の中で高まる怒首領蜂への思いとは裏腹に、自分の書き込みを
楽しむことが出来ませんでした。
と言いますのも、自分に1つの約束を課していたからです。
「決してお勧めはしない」

やはりコンシューマというのは、TVにつなげるだけで楽しめなくてはなりません。
TVを立てろとは言えませんし、ましてや縦置きモニタを買えなどと言えるはずも
ありません。
いかに良い出来であろうと、自分が横置きに納得できない以上お勧めすべきでは
ないと考え、より内向きな書き込みを続けてきました。

ですが面白くないですね、これは。
やっぱり「みんな怒首領蜂やろうよ。面白いぜ」と書いた方が楽しいです。

怒首領蜂の素晴らしさを伝えるにはどうしたらいいのか、プレイしながらずっと
考えていました。
しかし、どこまで考えても答えは一つしかないように思います。

とにかくプレイしてください。
アーケードで100円を投入してみてください。
必ずしもサターン版である必要はないのです。
そして、壊す楽しさ、よける楽しさ、クリアする楽しさ、つなぐ楽しさ、我慢する
楽しさを味わってください。
こういうより他ありません。

私は決してポテンシャルの高いプレイヤーではありません。
ですがいつも思っていました。
怒首領蜂を評するときに使われる、「ゲーメストのライターをして根性で避けると
言わしめた」という言葉は違う。
自分が避けられると信じたときは必ず避けられる、それが『怒首領蜂』だって。

私の中で高まる怒首領蜂への思いが、一人でも多くの人に伝わりますように。
この思いよ、あなたに届け。