> 最近剣乃作品がとても評価されてます。
> 因みに私はＥＶＥ、ＤＥＳＩＲＥ共にやった事はないです。
> でもＹＵ−ＮＯだけはやりました（１００％クリア）。
> 感想は万人向けのシナリオではないという事です。（Ｈ方面ではない１８禁でしかできないテーマも含む）
> つまらないとは言いませんが特別面白いとも思いませんでした。

これは人それぞれだから仕方のないことですね。

> 特に登場人物の扱いは酷い物があります。会話は作者のテーマを語らせるための手段に終始し、説明的な台詞が多く、とても高校生の会話とは思えません。

どの辺が説明的なんでしょうか？
小説にしても、映画にしても、台詞は作者のテーマを語らせるものでしょ？
作者のテーマを語らせない台詞があるなら見てみたいです。

> 人物設定も明らかに同情を誘うために決めたようなキャラもいますし（そのような行動をする理由がない）。

たとえばどのキャラですか？
それに、それはポリスノーツも一緒でしょ。

> 後半の展開など他にもあるんですけど、とりあえず止めときます。
> もちろん１００％なるまでやったのでそれなりに楽しめたのですが、それほど絶賛されるべき物とは思えませんし（ゲーム性含む）、全ての人が楽しめるとも思えません。

小島作品も一緒です。

> とりあえずＤＥＳＩＲＥは今度借りてやりますけど。
> > 小島作品の方が評価されてもいいと思うんです。

ぼくもポリスノーツはやりました。確かに評価されてもおかしくない作品でしょう。
しかし、小島作品の「方が」と限定するところには賛同できません。
僕はどちらも評価されておかしくないと思いますが、どちらが上とは決められません。
あえて言うなら、剣乃作品の方が「好きだ」ということでしょうか。

> ポリスノーツのシナリオは少しお約束的な所がありますけど決して悪くないし、映画を意識しているだけあって話の流れがとても上手いです。ラストは説明的な会話ばかりですが。

小島作品はスナッチャー、ポリスノーツ共に内部に裏切り者がいるというのはワンパターンだ。という意見もありますよ。
まだ、他の作品でも内部に裏切り者パターンがあると聞いたこともありますし。

> またそれを支える設定は非常に良く出来ていて、また膨大ですがそれをＹＵ−ＮＯと違いプレイヤーに強要しません。知らなくても楽しめます。

ＹＵ−ＮＯも知らなくて困る知識って無いと思いますが？
ＹＵ−ＮＯは具体的にどの辺が強要していると言うのですか？

> 演出はハードの差があるので仕方が無いですのであえて言いません。ＳＳのユーノはまだ出てませんし。
>
> とりあえず２人とキチンとしたテーマがあるのは同じですが（テーマの内容の違いはこの際置いといて）、シナリオの進み方、登場人物、ゲーム性と全て小島作品の方が上だと思ってます。

だからこの辺は嗜好の問題でしょ？
シナリオだけでなく、Ａ・Ｄ・Ｍ・Ｓというシステムを作り上げ
シナリオとゲームシステムを非常にうまく融合した剣乃さんの
ゲームクリエーターとしての手腕も評価されるべきでは？

> まあ制作費用、製作期間、監督とシナリオライター（ＹＵ−ＮＯ）の違いなどあるんですけどやっぱり剣乃作品は１８禁ゲーがネックになってます。
> そっちの方が売れるだろうし（実際ＳＳユーノの紹介はそんなシーンが多い）、１８禁でなければ描けないテーマもあるんでしょうがＨシーンをどうしても入れなければならないし、登場人物が若い女性ばかりになってしまいます。
> シナリオ屋としてはデメリットの方が多いと思います。
> ましてやテーマがいつも１８禁でしかできない物ばかりでもないでしょうし。
> 剣乃さんはぜひ一度１８禁に頼らず一般指定のＡＤＶを作ってほしいです。
> 結局はそれだけ。

最後に。
ＹＵ−ＮＯのラスト近くで、絵里子、亜由美の説明２段攻撃になっていることを剣乃さん自身反省しており、移植の際にはこの辺を何とかしたいと言っていました。
実際ＹＵ−ＮＯの後半は大幅にシナリオがリメイクされるそうです。
各機種にベタ移植（細かい改良はあっても）されるよりいいことでしょ？