「ギャルゲー」論争に関しては，色んな意見があると，いろいろ感心したり，考えさせられました。
賛成派の意見も否定派も意見も，納得できるものがいくつかありました。

その中で，1つだけ気になったのですが，「メガドライバー」を名乗って，「昔は……」という意見があったことです。

サターンはサターンユーザーが成長させていくものではないのでしょうか。
メガドライブ時代のときとは，ゲーム業界も，セガも大きく変動しているはずです。

それを言うなら，マーク3ユーザーだった私もメガドライブのそれこそ「ギャルゲー」を苦々しく思ってたクチです。

「アローフラッシュ」のパッケージを見て「セガはいつから女の子を前面に出すようになったのだ」と嘆いたもの。
「ヴァリス」「シルキーリップ」「ツインクルテール」……。
マーク3時代には想像できなかったような，軟派な（？）ソフトがいくつも出てきたじゃないですか。今とどこが違うの？

でも，「ルナ」も「PS2」も「ギャルゲー」に属するかもしれませんが，素晴らしい出来でした。そしてメガドライブのユーザーたちがそれを支持している。過去の機械と比べて云々じゃなくて，メガドライブを使っているユーザーとして「ギャルゲー」も僕は受け入れました。

僕は「サターンはギャルゲーが多すぎる」「専門誌の表紙に一考を」という意見を否定するつもりは全くありません。その一方で「サクラ大戦」の誰でもプレイできる手軽さや「EVE」のADVとしての出来を高く評価してます。
でも，それは「サターンユーザー」としての意見で，マーク3ユーザーやメガドライバーとしての意見ではないということです。

「過去」と比較してもしょうがありません。サターンはサターンユーザーの意見で育てていきましょうよ。

• ちょっと書き忘れ - BeefBall 97/8/13 19:11:55