サターン市場の現状



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投稿者: clancy @ ppp261.hf.rim.or.jp on 97/8/11 01:42:31

昨日ギャルゲー以外がつまんないと書いたが、一部の層にとっておもしろいのが
たくさんあることは認める。私にとっては大戦略がそう。
ただ、一般訴求力を持っていないと言うこと。これは客観的に見てそうなのです。
ナイツにしても私はやったが、プレステで出してもミリオンは行かないと思う。
要求されるテクニックが一般層にはシビアめだし、世界観も中途半端にクールで
ファンタジー。的を絞り切れていない。スクウェアならファンタジーのファンなら
そういう層に絞ってねらいをかける。結局このゲームの主たる目的層はメガドライ
バーなんだろうと思う。
ギャルゲーも含めてそういう一部の層にとって面白いソフトがたくさんあるという
現状はプレステに対する対抗軸として間違ってはいないと思う。
ところが一部のメガドライバーの方々は「いいソフトが売れない」とか良い○○の
ソフトよりギャルゲーの方が売れるとか雑誌で扱いがでかいとか文句いうでしょう。
そういう良いソフトが売れないこととギャルゲーが売れることには何の相関関係も
ない。八つ当たりは醜いと思うのです。だいたい売れるソフトが良いソフトとは
限らないと言っている方々がなぜ良いソフトは売れなきゃならんと言うのでしょうか。
そういう意味でメガドライバーは既に少数派であることを自覚せよと言ったのです。
それにしても今年に入ってからは玉切れのようだ。
ギャルゲーは売れても20万本が関の山。マニアだけではこれが限界。そのギャルゲ
ーに他のソフトが及びも付かないからギャルゲーが目立つ。
サクラはマニアだけでなく一般層にも受けたから60万本売れた。
メガドライバー系統のゲームからもマニアの壁を乗り越えてそれぐらい売れるソフト
が出ていいと思いますよ。残念ながらナイツはそれになれなかった。
それはナイツに一般層に受ける要素が十分になかったからで、サターンのユーザー
がおたくだけになったからではない。
実際ギャルゲー以外でも多くの人にとっておもしろければ今のサターンでも売れて
いくと思いますよ。個人的にはロストワールドが楽しみだ。