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投稿者: たほいや? @ wall.ned.co.jp on 97/8/01 17:34:31

In Reply to: 昨日の続きの続き

posted by 全部見てるのかな?タイトル意味不明なのに。すごい。 @ wall.ned.co.jp on 97/8/01 12:32:59

「種火」
種火になるためには「燃えるもの」が周りに存在しなければならない。
種火自体は単体で存在しえない。
それは単に「くすぶる」という状態。

「くすぶる」
くすぶる、という状態では完全には燃えてはいない。
だが「燃えるもの」が周りに存在すれば、その状態を打ち破り燃焼を開始するだろう。
そして、火となる。

「放火」
火を放つ。種火を「燃えるもの」に与えることで火は発生する。
火は燃え広がり、すべてを焼き尽くす。
それは、「水」をさし消火が開始されるまで
もしくは自らすべてを焼き尽くし鎮火するまで続く。

「自然発火」
自ら燃えることを望んだ火。生きようとし存在しようと自ら考えた火。
これもまた自らの存在理由のためだけで、焼き尽くす。
「燃えるもの」を巻き込み存在しつづけるために。

「火」
火はなぜ燃えるのだろう。
火は炎となり、広がる。
より大きくなった炎は火自体は自分が存在し続けるために「燃えるもの」を焼き尽くす。
「焼き尽くされたもの」はどうなるのか。
火はそれを考える暇を与えない。
すべてを焼き尽くした後に広がる焼け野原がすべてを語る。
火は何をしようとしたのか。火は気付かない。ただ燃えるのみ。

「水」
火を止めるために「水」を差す。
水は火を消すのではなく、火を「燃えるもの」から分離する。

放たれた火は燃え上がり活動を開始した。
「火」は「炎」となり、すべてを焼き尽くせるか?
「火」はまた「水」を差され不完全燃焼の状態でのか?

我々に必要なものは火か水か焼け野原か。