> １９９５年の１月だったか・・・。
> あの時、サターンはまだ幼かった。
> そんなサターンとともに、これからの人生、きりぬけて行こう、
> そう思った私は、貰ったばかりの新札（お年玉ね）にぎりしめて、
> お店へ行った。
> 店頭価格は３９８００円くらいだっただろうか・・・。
> 「セガサターンください。」
> あの一言は、あまりにも幼かった。
> だがその幼くもかわいらしい一言に、
> 敵はようしゃなしに言い返した。
> 「売り切れました。」
> とたん、バーチャファイターのジャッキーさんが、
> 私に手を振って、「さようなら」といっているよう感じた。
> 何、店はいくらでもあるさ。
> そう思い、いくつもの店を駆けめぐる。
> しかし、いつも答えはＮＯだった。
> そしてたどりついたのが・・・ゲームギアだった。
> 時は流れ・・・１９９５年、年末
> ゲームギアのソフトもだんだん増えてきた。
> お小遣いは、すべてゲームギアのソフトにつぎ込んでいるつもりだった。
> しかし、つねに机の一番上の引き出しには、数枚の１０００円札があった。
> 財布のなかではない・・・。
> 頭の中をさかのぼる何か・・・。手を招いている男・・・。
> 正体はわからない・・・。でも・・・どこかで・・・。
>
> 　　　つづく

後編楽しみにしてます！
同じサターンユーザーとして 同じような経験しましたし。（＾＾；