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投稿者:
アリカD @ 203.180.223.64 on 97/6/29 09:52:07
ラストで一気に興ざめしたそうです。まあ、ある程度は予想していたけどちょっと残念だな。シナリオの粗が見えてきて、それがどうしても気になり出すと、感動はできないものね。あらかじめ警告はしておいたんだけど、「客観的にどう考えても納得しがたい箇所が多い(シナリオ上)」と嘆いていた。云われてみると、今まで承知していた以上にいろんな粗に気づかされた。あと、SF的な虚構? ここまで(サスペンスの路線で)来ていまさらそんなの入れるなよー、と落胆してたみたいだ。確かに同感なのだが…。
良い部分だけを見られるかどうかが大切なんだと思う。これはEVEに限らずどのゲームでも云えることなんだけど、あらゆる面で自分の好みにあった作品なんてそうそう見つかるもんじゃない、だから、自分の好きだと思った部分をしっかり見つめて満足できることが大切ではないかと。
あのラストシーンで感動できるかどうかはそこにかかっていると思う。あのかっこわるい種明かしの台詞(by御堂)は聞き流して、「彼女」の心情を追っていくことができれば感動できる……はず。EVEのテーマは、「創造された人間である彼女」が他の人とふれあって何を得て何を感じたか(さらに真相を知ってから……?)、にあるのではないかと私は考えています。そう思うと、どこかに無理のある背後の設定やいまいち描写が甘く存在感のないキャラ達も許容できるのではないかと。
皆様はどうお考えでしょうか。
友人とさらにいろいろ語ったところ、彼が好きな部分は、共同でハッキングを仕掛けるシーンと氷室恭子、だそうです。彼のEVEは12月6日で終わってるとのこと。ま、そういう捉え方もあると言うことで。優劣がつくもんでもなし、議論はそこで終わりました。
長文になってしまい、読みづらくなってしまいました。最後まで読んでくださった方に感謝いたします。では。アリカDでした。
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