第三幕



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投稿者: 遠山金三郎 @ tproxy.tky.threewebnet.or.jp on 97/6/22 23:55:41

In Reply to: サターンの金さん第九回 予告通りに参上か?

posted by 遠山金三郎 @ tproxy.tky.threewebnet.or.jp on 97/6/22 23:32:59

(第三幕)
「おいハチィ!面貸しな!」
ハチ「どうしたんですかい親分。そんなにあわてなすって。」
「どうしたもこうしたもねえ。いいからくるんだよ!。」
―――――――――――――――――――――――――――――
ハチ「えっ!金さんが任天小僧だって!親分、全然訳が分からんのですけど、...」
(斯く斯く然々で)
ハチ「でも親分、それだけで金さんが任天小僧だってことには、」
「ハチィ!それじゃあ、お律やお菊ちゃんが任天小僧だっていうのけえ。」
ハチ「いやそう言う訳じゃないけど。金さんがそんな悪いことする人にゃ見えねえし、なんかの手違いでそのソフトが店に運び込まれたってことも。」
「金の野郎はなあ、今じゃこそサターンに入れ込んでるけど、元はスーファミ野郎なんだ。まあDQやFFにはからっきし興味がねえみてえだけど、なんかの拍子に昔の自分を思いだしちまったようだな。」
ハチ「親分、あっしの言うことこれっぽちも聞いてねえでしょ。」
「これから金の張り込みをするぜ、ハチィついて来な。」
ハチ「へい、わかりやしたよ親分(不服そうに)。でも橋本の旦那にも一応知らせておいた方がいいんじゃねえでしょうか。」
「おお、そうだな。...いやいやいやいや待て待て待てぇ!そいつはなんねぇ。」
ハチ「へっ?何故なんですぅ。」
「橋本の旦那はな、ありゃ金の手下だ!」
ハチ「ええっ!旦那も任天小僧の仲間ですかい!?」
「いや違うんだ。旦那は任天小僧の仲間じゃねえけどよ。とにかくダメなんだ。」
ハチ「橋本の旦那がだめなら、奉行所へ直接。」
「それもダメだ。なんせ奉行所全体、金の息がかかっている。」
ハチ「ええっ!奉行所みんな任天小僧の一味ですかい!?」
「違う!一味じゃねえ、意味が違う!全く、お前と話しているとイライラするぜ。黙ってついてこい!」
ハチ「(全く今日の親分は訳がわかんねえや、ぶつぶつ)」

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