mmさん、はじめまして(とか言ってみたりして(笑)) > execで切り替わった場合も、 > プロセスとしては同じだという意味で > 受け取っていいのでしょうか? #!/usr/local/bin/perl if ( $pid = fork ){ print "子プロセスは$pidです。\n"; sleep 2; system("ps aux|grep $ENV{USER}|grep perl"); print "\n"; sleep 4; system("ps aux|grep $ENV{USER}|grep -E '(perl|sleep)'"); wait; } else { sleep 4; exec("sleep 5"); } # fork、ps、子プロセスがexec(sleep)、psという順番で動くように、 # ところどころにsleepを入れてます。 を実行したところ、 子プロセスは714です。 zxr400 713 0.8 1.6 712 988 p2 S+ 7:25AM 0:00.02 perl fork (perl5.00404) zxr400 714 0.0 1.5 648 956 p2 S+ 7:25AM 0:00.00 perl fork (perl5.00404) zxr400 713 0.0 1.5 712 944 p2 S+ 7:25AM 0:00.02 perl fork (perl5.00404) zxr400 714 0.0 0.1 172 60 p2 S+ 7:25AM 0:00.00 sleep 5 となります。プロセス番号714の子プロセスが、exec sleep 5しても やはりプロセス番号は714のまま、ということだと思います。 > また、プロセスというのは、カーネルがスケジュールに従って > 実行時間を割り当てる単位と考えてもいいのでしょうか? 僕もそういうふうに理解しています。 > execで切り替わったプログラムが終了しても、子プロセスがまだ > 実行を続けるかも知れないので、こんなコピーの残骸で一杯になりそうな > 気がするのです… execが戻ってくるのはexecに失敗したときだけで、execの実行に成功すると 絶対に戻って来ません。だから元のプロセスのイメージを保持しておく 必要はないですから、OSが掃除してくれるんじゃないでしょうか。 > タスク、スレッド、コンカレント、コルーチン うーん、僕もよく知らないんですが…。スレッドに関しては、 > スレッドは、プロセス内プロセスみたいなもの…? でいいのかなぁ。 Javaではスレッドを使うことでプロセスの中で並列実行ができます よね。一方「マルチスレッド版echoサーバ」というのは、ただ単に 「並列処理ができるよ」くらいの意味ですが、別にスレッドを 使っているわけではなく、forkで実現しています。 また、FreeBSDではスレッドへの対応が進み、スレッドセーフな OSになりつつあるようです。 というわけで、「スレッド」という言葉はどの環境を指して 使うかで結構意味に違いがあるんじゃないかと思うんですが…。 あと、「タスク」はUNIXの用語でしたっけ。多分Winの用語かな と思うんですが、結局ここらへんはプロセスと呼ぶかタスクと 呼ぶかの違い、単純に呼称の違いではないかと思ってるんですが…。 コンカレント・コルーチンは初めて聞きました(^^; |