>>2356 ゆき > libstdc++の中の、libstdc++.aというライブラリファイルを見に行ってる > ということですね。 インクルードとリンクは全く別物です。インクルードファイルと ライブラリには何の関係もありません。 > 自動的にリンクされなければならないということでしょうか。 インクルードファイルはリンクするものではなく、インクルードする ものです。 -v を付けてコンパイルすると以下のようになります。 % g++ -v a.cpp Using builtin specs. gcc version 2.95.2 19991024 (release) /usr/libexec/cpp -lang-c++ -v -D__GNUC__=2 -D__GNUG__=2 -D__GNUC_MINOR__=95 -D__cplusplus -Di386 -Dunix -D__FreeBSD__=4 -D__FreeBSD_cc_version=420000 -D__i386__ -D__unix__ -D__FreeBSD__=4 -D__FreeBSD_cc_version=420000 -D__i386 -D__unix -Acpu(i386) -Amachine(i386) -Asystem(unix) -Asystem(FreeBSD) -D__EXCEPTIONS -Acpu(i386) -Amachine(i386) -Di386 -D__i386 -D__i386__ -D__ELF__ a.cpp /tmp/ccFhD943.ii GNU CPP version 2.95.2 19991024 (release) (i386 FreeBSD/ELF) #include "..." search starts here: #include <...> search starts here: ← ここ★ /usr/include/g++ ← ここ★ /usr/include ← ここ★ /usr/include ← ここ★ End of search list. The following default directories have been omitted from the search path: End of omitted list. /usr/libexec/cc1plus /tmp/ccFhD943.ii -quiet -dumpbase a.cc -version -o /tmp/cctFu943.s GNU C++ version 2.95.2 19991024 (release) (i386-unknown-freebsd) compiled by GNU C version 2.95.2 19991024 (release). /usr/libexec/elf/as -v -o /tmp/ccvXl943.o /tmp/cctFu943.s GNU assembler version 2.10.0 (i386-unknown-freebsd4) using BFD version 2.10.0 /usr/libexec/elf/ld -m elf_i386 -dynamic-linker /usr/libexec/ld-elf.so.1 /usr/lib/crt1.o /usr/lib/crti.o /usr/lib/crtbegin.o -L/usr/libexec/elf -L/usr/libexec -L/usr/lib /tmp/ccvXl943.o -lstdc++ -lm /usr/lib/libgcc.a -lc /usr/lib/libgcc.a /usr/lib/crtend.o /usr/lib/crtn.o ★を付けた部分でインクルードファイルの取り込みが行われます。 この環境では、標準のインクルードファイルは /usr/include/g++、 /usr/include である、ということがわかります。そこにインクルード ファイルが置いてあれば何もエラーは起こらないはずです。 で、★の部分が終わったら初めてライブラリが出てくるわけで (ld がライブラリをリンクする)、★がうまくいかないのに ライブラリが云々と悩むのはおかしいです。 > /usr/local/bin/libstdc++/iostream > /usr/local/bin/libio/iostream.h > /usr/local/bin/libstdc++/libstdc++.a これはソースで、本来不要なファイルではないですか? /usr/local/bin/ に ファイルを展開して、そこで make したんじゃないかと想像しますが。 > 上記フォルダ階層はそもそも間違いで、 おそらく間違いでしょう。 > 正しいインストール先というのは、インストール時に指定できる > ようになっているものなのでしょうか? ソースからコンパイルしたなら、make 時に指定することもできますが、 普通はデフォルトのディレクトリにインストールします。 とりあえず package を利用してはどうですか? ftp://SunSITE.sut.ac.jp/pub/sun-info/Solaris/sparc/2.5/gcc-2.95.3-sol25-sparc-local.gz |