>えっと、これはUNIXの話ですか? あっ、すいません、UNIXの話です。 MS-DOSでは、シェルが展開するようなことはなく、 常にそのままコマンドに引数として渡ります。 >…と、mmさんなら知ってそうなことを書いてしまった。 いえいえ、 >これはシェルがtouchを実行する前にはじいてます。 というのは、全く知りませんでした(^^; 昨日、 for ( i = 0; i < argc; i++ ) printf("%d: %s<BR>\n",i,argv[i]); というようなソースをウチのサーバーでccして test.cgi として、perl CGI内で open(FH,"./test.cgi *.txt 2>&1 |"); という感じで実行してみたら(*.txt は存在しない)、 0: ./test.cgi<BR> 1: *.txt<BR> となったので、以前に「シェルは、マッチしなかった場合に そのままコマンドに渡す」という話を聞いたことがあるのを 思い出して、あんな風に書いたのです。 (なお、ウチのHPのシェルは、sh のようです(^^;) ちなみに、この test.cgi をCGIとして実行すると、 0: wrapper_daigaku なんてのが返って来ました。daigakuってなんだぁ…? >DOSってgrobの展開は各プログラムの担当ですよね。 そうですが、MS-DOS流の * や ? は、そのままファイル検索 システムコール(FindFirst)に渡すことで、マッチする ファイル名を返してくれます(2番目以降はFindNextで順に 呼び出します)。 >そういうときに便利な関数ってライブラリで用意されてるんでしたっけ。 正式に用意されているって話は聞いたことありませんです。 フリーのライブラリを探せばあったのかな…、少なくとも 定番というのもなかったと思います。 ただ、私が昔パソコン通信(PC-VAN)で覗いてたSIG(フォーラム) では、みんな、ツールのソースをPDSとして公開してたので、 誰かがDOS版findを作ったら、この中のcsh風glob matchの Cソースを利用して、他の誰かが別のツールを作ったりとかは してました。 >files = filelist("a:\dir\a*.txt"); これは、上のFindFirstとFindNextを使って簡単に実現できるので、 ライブラリとしてあるかどうかは知りません。 でも、"a:\{dir,f*}\[ab]*.txt"を解釈するようなものは、 何かのソースから取ってきて自由に利用可能でした。 もっとも、MS-DOSの世界では、フリーウエアのソースは 普通未公開だし、NiftyではPDS自体が毛嫌いされてた みたいだから、こういうことは一般的ではなかったかも知れません。 んな訳で、Win32版でもそういうライブラリがあるのかどうか 知らないし、ましてDelphiのObjectPascalでそういうものが ある雰囲気もあまりしないので(regexpはあるみたいです)、 今回はgetoptから全部手作りでした(^^; >そうそう、GNUのtouchを参考にするのもいいかも。 覗いてみます。 FreeBSDのサイトもそうですが、ネット上で古いバージョンも 含めて全部公開されているんですね。やっぱ、こういう風に ソースに自由にアクセスできるUNIX環境は羨ましいです。 >うーん、でもtouchというコマンドの性質から言って、 >stdinを読まないのは自然ではないかと思います。 何か勘違いしてるのかなぁ(^^; 例えば、ファイル名を引数にとって、そのファイルを処理する コマンドcommand がある場合に、ls ... | command とか find ... | command で引数ファイルを渡すのは普通では ないのでしょうか? 確かに、ls * | cat だと、ファイル名が素通りするだけですね… |