68user's page 掲示板

Prev< No. 1617〜1622> Next  [最新発言に戻る] [過去ログ一覧]
No. 1617 # gixs 2001/01/20 (土) 01:15:01
>>1615 mak(spriggan)氏
> 0〜64までをチェックしかselectはチェックしていなかったので
> selectはタイムアウトを返し、実際取得したファイルディスクリプタは
> 64を超えた数になっていたのでFD_ISSETは反応を返した。
> というふうになっていた模様です。

確かになりますね。
知りませんでした。
しかし、fd_setの戻り値をチェックするのは、select(2)が正数を返した時のみにしておいた方が安全でしょう(select(2)に正しい第1引数を渡したとしても、タイムアウト時にfd_setがゼロクリアされるかは分かりません。規格としてゼロクリアが決まっているならO.K.でしょうが、そこまでしてselect(2)の戻り値のチェックを省く理由も見付かりません)。
# 今回はselect(2)の戻り値チェックを省いたおかげで、第1引数のバグに気づいたわけですが。

> ちなみに、ファイルディスクリプタの番号を
> ここからここまでの番号しか取得しない。とか制限かける方法とか
> ないのでしょうか?

select(2)を呼ぶ時に、チェックすべきファイルディスクリプタの部分だけ、fd_setにマスクをかけますが(第1引数は効率の為)。
それとも、効率を気にしていますか?
確かに、非常に大きな番号のファイルディスクリプタ1つだけをチェックするとなると、無駄がありそうなことは否定しません。
それが気になるなら、poll(2)でしょうか。

No. 1618 # gixs 2001/01/20 (土) 01:33:19
>>1612 YAGI氏
# その場に行けば解決できるかもしれませんが、このやりとりでは、助けられる自信はありません。申し訳ないです。

> 当人まだ、知識が乏しく本にsmitとsmittyが書いてあったりもするのですが
> 区別が分からずsmitでやってました^^;

X以外でsmitを起動すると、tty版のsmittyと同じ動きなので、

> なお、smitのコマンド類はWinNTのTera Termより発行しています。

smitでもsmittyでも変わりありません。
# という事は、走る男を見ていないんですねえ。
# もしかして一度も見たことが無い、とかだったら不幸です。

> 私も、その手順で実際に行なってバージョンアップしたClientをもう一度
> NISの再設定を行ってServerのマップをmakeし直すと
> 接続できなくなってしまうのです。

うーむ、あまり他人の文章のケチをつけるのもなんですが、何をどういう順序でやったのか、いまいち不明です。
(改行の位置に読点があると考えてよいのでしょうか。
この手の説明は、時系列に並べた箇条書の方が分かりやすいと思います。)

No. 1619 # 68user 2001/01/20 (土) 04:46:57
>>1607 H.Motoki
> コマンド型ツールでメール層送受信が可能なもの
> かつ、添付ファイルが遅れるもの
> かつ、Solarisで動作するもの
僕は知りませんが、
    http://www.freebsd.org/cgi/ports.cgi?query=mime&stype=all&release=4.1-STABLE%2Fi386
の中を見ると、お望みのものっぽいのがありますので、
Solaris でコンパイルしてみてはどうでしょう。


>>1615 mak(spriggan)
> selectはタイムアウトを返し、実際取得したファイルディスクリプタは
> 64を超えた数になっていたのでFD_ISSETは反応を返した。
なるほど納得です。

> ちなみに、ファイルディスクリプタの番号を
> ここからここまでの番号しか取得しない。
ここから、は指定できません。ここまで、ってのは select の
第一引数ですね。多くの UNIX の実装では select が扱えるのは
1024 までのディスクリプタのようですから、この程度なら
僕はあまり気にしません。あと、FreeBSD 4.2-RELEAE の
select(2) には
    For historical reasons, select() will always examine
    the first 256 descriptors.
とありますので、あまり神経質になるほどのことでもないかも
しれません (し、そうでないかもしれません)。

No. 1620 # 68user 2001/01/20 (土) 04:49:52
繁盛しているのはいいけれど、返事が大変だなぁ。

>>1616 みかん(perlでソケットの質問してた方)
>> select に <> や read を使うのは不適切です。
> 「クライアントやサーバーとうまく接続できたかどうかを確認する」、
> というような形が正しいselectの
> 使われ方だと考えてもいいですか?
いいえ。タイムアウトも select の正しい使い方です。

サンプルプログラムを書いてみました。
    http://X68000.startshop.co.jp/~68user/tmp/select-sysread.pl
echo サーバと echo クライアントです。2つスクリプトを書くのが
面倒だったので、fork して 片方が echo サーバになり、もう片方は
echo クライアントとして動作するようにしました。

echo クライアントは echo サーバに接続し、文字列を送り、
それを受け取るだけです。echo サーバは select でソケットを
監視し、マルチスレッドサーバとして動作します。また、
クライアントが接続してから2秒経過したらタイムアウトとして
切断します。

で、これを動かすと、
    親:5000 でクライアント待ち
    子:localhost:5000 に接続します。
    親:127.0.0.1:1291 からの接続を受け付け
    子:送信メッセージ: HELLO (*1)
    親:127.0.0.1:1291 に反応あり
    親:127.0.0.1:1291 からメッセージ受信:HELLO
    親:127.0.0.1:1291 へメッセージ送信:Received HELLO
    子:受信メッセージ: Received HELLO (*2)
    子:5秒眠ります (*3)
    親:タイムアウトにより 127.0.0.1:1291 を切断 (*4)
    子:新しい接続 (*5)
    親:127.0.0.1:1292 からの接続を受け付け
    子:送信メッセージ: HELLO AGAIN (*6)
    親:127.0.0.1:1292 に反応あり
    子:5秒眠ります (*7)
となります。

最初は子が親に HELLO と送り (*1)、Received HELLO を受け
取ります (*2)。次に、子は5秒 sleep するので (*3)、親は
タイムアウトとして切断します (*4)。

次に、子は新しいソケットを生成し再度親に接続します (*5)。
子は親に HELLO AGAIN と送ります (*6)。ただし、今度は
メッセージの最後に改行コードを付けません。そして子は5秒
sleep します (*7)。するとここで親も子も動作が止まり、
永遠にデッドロックします。

なぜなら、親は子からのメッセージを
      $recv_message = <$sock>;
で読んでいるからです。改行コードが送られてこないと、
ここでブロックしてしまいますので、これでは select を
使う意味がありません。

今回は意図的に改行コードを含まない文字列を送りました。
これと同じことが、改行コード以前のデータが到着している
けれど、改行コードはパケットロスにより再送中、という
状況でも起こります。

というわけで、こういうときは
      sysread($sock, $recv_message, 100);
などとします。これなら、既に到着しているデータのみを
読みます。100バイト分のデータを読もうとしますが、もし
そのとき10バイト分のデータしか届いていなかったら、
そこで sysread から処理が戻り、select まで処理が
進み、正常にタイムアウト処理が行えます。

No. 1621 # 68user 2001/01/20 (土) 05:01:36
>>1613 ゆっきー
> もし、入力した数値を計算し、結果を出力するような
> サンプルを置いてあるページについて何か思い当たる
> 点があれば教えていただけないでしょうか。
たとえばどのような計算をしたいのですか?

テキストボックス1とテキストボックス2に数字を入力させ、
ボタンを押すと、2値の和を表示する CGI プログラムは
書けますか?

>>1599 キチキチ
そんな腐れサーバとは早く縁を切りましょう :-)

> TELNETが禁止のサーバで、CRONTABみたいに定期的に
> パールスクリプト実行できるテクニックってありますか?
crontab 自体の使用が禁止されておらず、なおかつサーバ管理者を
敵にまわしてよいなら、CGI プログラムから crontab を設定する
とか、~/.forward に crontab を設定するように仕込んでおいて
メールを投げるなどの方法はあります。でも、お薦めしません。

あと、外部から定期的に指定の URL にアクセスしてくれる
サービスがありますので、それを使って CGI プログラムを
一定時間ごとにアクセスさせるってのもあります。
確か webtimer って言ったかな。検索して探してみてください。

No. 1622 # 68user 2001/01/20 (土) 05:30:50
>>1610 rosegarden
補足などしてみたり。間違ってたらご指摘お願いします。

    % cat
と実行して、C-p,C-m,C-v,C-m とタイプしてみて下さい。C-p は ^P と
出力されるでしょう。rosegarden さんが書かれた通り、C-m は改行に
なります。C-v C-m は ^M と表示されます。

この表示は、キー入力を受け取った端末ドライバが行っています。その
端末ドライバのキー割り当てを変えるのが stty コマンドなわけです。
改行 (この場合 C-m と等価) を打たない限りは、cat に文字列は
渡りません。1行のデータが確定して初めて、端末ドライバが cat に
データを送ります。

次に tcsh か bash を起動して、そこで C-p,C-m,C-v,C-m をタイプして
下さい。C-m や C-v C-m はさきほどと同じですが (tcsh ^M でなくて
^J となりますが、両方改行コードなのでこれは置いといて) 、C-p の
挙動が違いますね。1つヒストリをさかのぼります。つまり、1行を
入力していなくても、1文字打った瞬間に tcsh や bash にデータが
渡っていることになります。

これは tcsh や bash が端末ドライバを経由せずに、直接キー入力を
取得しているからです。これを canonical モードといいます。端末の中で
動く mule や emacs や vi もcanonical モードになっているわけです。
これらは端末ドライバを経由していないので、stty の設定とは無関係です。
例えば tcsh のコマンドラインで C-v C-m で ^M となるのは、
    % stty erase ^H
しているからでなく、デフォルトで
    % bindkey ^V quoted-insert
という設定になっているからです (bindkey は tcsh の内部コマンド)。

一方、伝統的な sh は canonical モードでは動きません。(Linux だと
sh=bash だから例外)。つまり端末ドライバ経由でキー入力を拾う
わけで、この場合は stty を使って設定します。

> du や df コマンドの -h (human friedly) オプション
> というのはご存知でしょうか?
関係ないですが、FreeBSD 2.2.6-RELEASE では du -s が使えず
くやしい思いをしました。

使いこなせると幸せだと思うオプション。
    ls -lt、uniq -c、tail -f、du -s
# du -s は Solaris にはないかな。

Prev< No. 1617〜1622> Next  [最新発言に戻る] [過去ログ一覧]