UNIX/Linuxの部屋 typeコマンドの使い方

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コマンド type 実際に実行しているコマンドのフルパスを表示する。sh・bash 内部コマンド このエントリーをはてなブックマークに追加

type コマンドは、コマンドをタイプしたときに、どの実行ファイルが使用されるかを表示するコマンドである。エイリアス、ビルトイン、パスなどの設定を元に、実際にどのコマンドが実行されるのか調べることができる。

例えば、time コマンドの例を見てみよう。
$ type time
time is a shell keyword
→ time コマンドを実行すると、使用されるのはシェルの内部コマンドであることがわかる
time に -a オプションを付けて実行すると、全てのコマンド・エイリアスなどが表示される。
$ type -a time
time is a shell keyword
time is /usr/bin/time
上記は、シェル内部コマンドの time と、/usr/bin/time が存在し、内部コマンドが優先されることがわかる (上にある方が優先)。

関連コマンド
type は sh・bash の内部コマンドである。csh・tcsh の場合、where コマンドや which コマンドを使うとよい。
エイリアスについては alias コマンドを参照のこと。
>> Solaris10オンラインマニュアル(man) Solaris10 type(1)