コマンド
afterstep
NEXTSTEP 風のウィンドウマネージャ
かっちょいい外見と柔軟なカスタマイズ機能が人気がある。確かに見栄えはよいが色数をかなり喰うので、X が 8bpp (最大256色) だとかなり苦しい。この場合、減色したアイコン
を使うとよい。
AfterStep はユーザ固有の設定ファイルとして ~/.steprc を読み込む。それが存在しない場合は/usr/X11R6/lib/X11/afterstep/system.steprc がシステムデフォルトの設定ファイルとして利用される。ホームディレクトリに ~/.steprc が存在しない場合は、まず
% cp /usr/X11R6/lib/X11/afterstep/system.steprc ~/.steprc
% chmod +w ~/.steprc
としてシステム付属の設定をコピーし、その後 ~/.steprc を好きなようにいじればよい。
また、ウィンドウマネージャを (twm や fvwm から) afterstep に変えるには、~/.xsession (あるいは ~/.xinitrc) の最後に exec afterstep と書けばよい。afterstep-1.0 の設定方法は fvwm 系とほぼ共通だったが、afterstep-1.4 以降はかなり変わってしまった。
ちなみに、当ページ管理人は、afterstep-1.0 を国際化した afterstep-1.0-i18n を使用している。FreeBSD では
% env LANG=ja_JP.EUC afterstep &
とすると、タイトルバーやメニューに日本語が表示できる。