/dev/null への出力は、ディスクに書き込まれることはなく、全て破棄される。例えばコマンド hoge の実行時間を計りたいときは
でなく、
とすることで、画面出力などの余分な時間を取り除き、純粋な実行時間を知ることができる。
また、/dev/null を読むと、いきなり EOF が現れる。よって、
% cat /dev/null > file
% cp /dev/null file
は、0 バイトのファイル file を作る、あるいは既に存在する file を 0 バイトにする効果がある。