>>3555 瀧上 > 上記以外に一般的な(適切)な方法があるなら教えて下さい。 しょせん決め事なので、一般解はありませんが、 - コマンドオプション (--debug や -d など) を指定する - make debug で、デバッグ用バイナリを生成する - make install すると ~/bin/ に通常バイナリを、~/bin/debug/ にデバッグ用バイナリを格納する などの方法があります。 どれでもいいので、いずれかをプロジェクトのルールとして決定して おくのがよいでしょう。 わたしの場合、 「デバッグモードは開発時のためのモードではなく、通常運用時や 後々のバグ追及時にこそ有用なもの」 という考え方なので、わたしが好む方法は以下の通りです。 - デバッグモードを実装する。デバッグモードの場合、rollback するなどして、データを一切更新しないようにする (まわりの環境に 一切影響を与えない) - デバッグモードとは別に、冗長なメッセージを出すだけの冗長 モード (verbose モード) を実装する。冗長モードの場合は、 通常どおりデータを更新する。 - エラー発生に気づきやすいよう、ログに吐いたメッセージは 標準出力・標準エラー出力にも吐くようにする。 - オプションでデバッグモード・冗長モードを切り替えられること。 例えば --debug でデバッグモード、--verbose で冗長モード、など。 デバッグモードの場合、自動的に冗長モードも有効にするようにする。 コード例は以下の通り。 int debug_flg = 0; int verbose_flg = 0; for ( i=1 ; i<argc ; i++ ){ if ( strcmp(argv[i], "--debug") == 0 ){ debug_flg = 1; verbose_flg = 1; } if ( strcmp(argv[i], "--verbose") == 0 ){ verbose_flg = 1; } } /* こんな感じで各種情報を出力 */ verbose("ほげほげ foo=[%d]", foo); .... if ( debug_flg ){ EXEC SQL ROLLBACK RELEASE WORK; } else { EXEC SQL COMMIT RELEASE WORK; } void verbose(char *fmt, ... ){ va_list ap; char buf[8192]; /* verbose モードでなければ、何もしない */ if ( ! verbose_flg ){ return; } va_start(ap, fmt); vsnprintf(buf, sizeof(buf-1), fmt, ap); va_end(ap); fprintf(stderr, "debug: %s", buf); } 使い方としては、 - 単に詳細なメッセージを表示したい場合は冗長モードを使う。 - まわりの環境に影響を与えず、とりあえずうまく動くか確かめたい 場合はデバッグモードを使う。 となります。 > UNIXの環境構築 UNIX の環境構築と言っても範囲が広すぎるので、なんともいえません。 > ジョブスケジューラにおけるNET設計 これは何でしょうか? JP1 とかの話? |