モデムは、sioデバイスで認識されます。なお、PCのシリアルポートも sio?で認識されます。僕の場合は、dmesgで sio0 at 0x3f8-0x3ff irq 4 on isa sio0: type 16550A sio1 at 0x2f8-0x2ff irq 3 on isa sio1: type 16550A となっていますが、sio0がシリアルポート、sio1がモデムです。 この場合、/etc/ppp/ppp.confには set device /dev/cuaa1 と書けばいいです。 PCによってはシリアルポートが2つ付いてる場合がありますが、 デフォルトのカーネルコンフィグは device sio0 at isa? port "IO_COM1" tty irq 4 vector siointr device sio1 at isa? port "IO_COM2" tty irq 3 vector siointr device sio2 at isa? disable port "IO_COM3" tty irq 5 vector siointr device sio3 at isa? disable port "IO_COM4" tty irq 9 vector siointr となっているので、モデムが認識されません。 disableを削ってカーネルの再構築をするか、ブート時に boot: -cv で、sio2をenableにするといいでしょう。 # PCのBIOS設定で、シリアルポートを殺すこともできます。 # 僕のマシンはシリアルポートが2個なのですが、BIOSで # 1つ殺してあります。 pppのtermモードとは別に、cuで調べることもできます。 モデムが認識されてるなら、 % cu -l cuaa1 Connected. at(と入力) OK atdt電話番号(と入力) CONNECT 9600/ARQ/V34/LAPM/V42BIS で、モデムが電話をかけてくれます。 % cu -l cuaa0 % cu -l cuaa2 などとして、モデムが認識されているか確認してみてください。 もしsio?のいずれもモデムを認識していなかったら、PnPの問題ですかねぇ。 モデムカードの型番を元に、http://www.jp.freebsd.org/で調べてみると いいと思います。 |