>>1888 dio > 無視できずハンドラの設定不可なシグナルは、 > どのような意味があるのでしょうか? シグナルをブロックしたプログラムが誤って無限ループしてしまったら 止める術がなくなります。 なので、プロセス側から制御できない SIGKILL や SIGSTOP という シグナルを飛ばすことで、OS に強制的にプロセスを殺したり、動作を 止めたりするわけです。例をあげると、 #!/usr/bin/perl $SIG{TERM} = sub { print "TERM!\n" }; # kill コマンド対策 $SIG{INT} = sub { print "INT!\n" }; # Ctrl-C 対策 while (1){ printf("%d\n", $i++); sleep 1; } というプログラムを実行すると、Ctrl-C や kill プロセス番号 で 終了させることはできません。しかし Ctrl-Z で動作を止めたり、 kill -9 (=kill -KILL) でプロセスを殺すことはできます。 # 実際は他にもシグナルはありますので、kill -HUP などで # 殺すことが可能ですが、全てプログラム側でブロック可能です。 なお、SIGINT や SIGTERM を受けると、ファイルなどの後始末を 行ってから終了するプログラムは多いです。なので、いきなり SIGKILL で強制終了させるのはおすすめできません。まず SIGTERM や SIGINT を試して、それでも死ななければ SIGKILL を使うように して下さい。 |