@68user様 Xウィンドウでの色の扱い方についての質問です。 Xアプリケーション工房のXlib編(3)で、RGBの値を0から255の範囲で指定して いらっしゃいますが、これはどうしてなのでしょうか。 XColor構造体のred、green、blueのメンバは色のRGB値が入りますよね。 そして実際これらのメンバはunsigned shortのはずだから0から65535までの 値になるはずなのになぜ0から255の範囲で指定していらっしゃるのでしょうか。 試しに自分で簡単なプログラムを作ってみて、 同じように値(例えば"rgb:00/00/F0")をいれて見たのですが、 結果的にXAllocNamedColor後に各RGB値を見たところ、Red=0 Green=0 Blue=63420 となっていたので、きちんとunsinged shortになっています。 よって動作としては問題ないと思うのですが、どうして0から255の範囲で指定して いたものが勝手に0から65535の範囲に直されたのかがよくわかりません。 それとXAllocNamedColorの一番後ろの引数には指定した色の正確なRGB値が入る とのことなので調べたところ、Red=0 Green=0 Blue=61680 となっていました。 ということは指定した色に最も近いRGB値が入ったということなのでしょうか。 (厳密に同じRGB値になってほしいのですが) そもそも自分の環境が一体何万色中何色同時発色できるのかというのが いまいちよくわかりません。RGBの各々の強度を8ビットで表現すると 組合せとして約1677万色(フルカラーというのでしょうか)になりますが 実際はどうなのでしょう。前述のようにXColor構造体のRGBの各メンバは unsigned shortです。ということはRGBそれぞれが16ビットで表現されるので 組合せとしては大変な数になってしまいます。 また同時発色についてはカラーマップが問題となってくる(?)のでしょうか。 本には、同時に画面に表示できる色の数はプレーン数から決まる と書いてありました。で、私の使用しているディスプレイの情報を調べたところ --------------------------------------------------- *Information of Visual Class* -visual class : TrueColor -red_mask : 00007c00 -green_mask : 000003e0 -blue_mask : 0000001f -bits_per_rgb : 5 -map_entries : 64 *Other Informations* -depth :16 -the number of cells in the colormap : 64 -the number of planes : 16 --------------------------------------------------- となりました。プレーン数が16ということはカラーマップのエントリは 最大65536色まで作れる(ということは65536色同時発色できる!?)とも 思ったのですが、カラーマップのセルの数は64という情報まで出てきました。 いくらなんでも64色ということはないと思うのですが・・・。 色に関してかなり頭の中が混乱しているのですが 何卒宜しくお願い致します。 |