二つにバシっと分けてしまうのもどうかと思いますが。
思いっきりステロタイプな音を挙げてみると、
まず英国勢ではストーン・ローゼス「シー・バングズ・ザ・ドラムズ」。
イアンのへたくそなヴォーカルと、周囲の引っ込んだ音が印象的な曲です。
対する米国勢はお馴染みＢ・スプリングスティーン「ボーン・イン・ザ・USA」。
言うまでもない所謂典型的、類型的なアメリカン・ロック。
この二つの違い、もう思いっきり言ってしまえば、「暗い」と「明るい」。
特に日本の明るすぎる歌謡ロックに慣れた方には、英国モノは「暗く」感じるはず。
オアシスすらヴォーカルに元気がなさ過ぎる、と感じるに違いない。
一方米国モノにしても、ジョン・クーガーがいれば、レッチリだっている。
スマパンだって、ＲＥＯスピードワゴンだって、アメリカン・ロック。
ガンズに、ニルヴァーナ。レモンヘッズやらウィーザーやら。
アメリカは広い。やっぱり実際には括りづらいのだ。
一聴して皆同じに聞こえる英国モノ、ヴァリエーションに富む米国モノ。
でも僕はそんな地味な英国モノが好きだったりする。
結局結論が見えないおかしな文章になってしまったな。