結局は、ラップに慣れ親しんでない事が大きな要因だと思います。

メタルを騒音とする年配の方などは、我々若者が聴く音楽を「ワケの
分からないもの」と決め付けてますが、いわゆるＸ世代の音楽を我々
が理解出来ないのもそれと同じことと言えます。

歳を取って子供なんかがラップを聴いてると、「ワケの分からないも
の」と思うかも知れませんし、子供のほうは、ロックを現在の演歌と
同じように古くさいと感じるかも。演歌は、逆にクラシック扱いされ
高尚なものになってしまう可能性も・・（ないか？）。

ま、実際のところアメリカはスラム街のようなところから生まれた文
化であるヒップホップをことさらアフリカ系アメリカ人は大事にする
のでしょう。また、退廃的な街においてギャングスタこそがヒーロー
なのでそれへの憧れもあると思います。ラップを音楽として捉える土
壌がハナから違うワケですわ。

それにしても日本の一部ちゃんとしたグループ以外は、ほとんどファ
ッションの一環です。「ラップをやってる俺達ってかっこいい」みた
いな。

まずは「慣れ」ですね。最初は聴いてると寝てしまいます。
「Ｌ　Ｌ　Ｃｏｏｌ　Ｊ」や「Ｃｏｏｌｉｏ」がお勧め。マズ、どれ
が有名な曲かを下調べして、そればっかり聴いてもベター。
ＣＤ店に頻繁に行くなどして、洋楽のヒットチャートに触れる時間を
多くすればその内「いいかも」と思えて来ます。