Re:とりあえずのわたしの見解(まじめ&長文)



[ このメッセージへの返事 ] [ 返事を書く ] [ home.html ]



投稿者: とくしこ @ h019.p041.iij4u.or.jp on 97/7/29 22:44:23

In Reply to: Re: うーん・・・・

posted by ピーマン @ p3osk102.highway.or.jp on 97/7/27 01:39:10

 私なりのかんがえをまとめてみました。(ウケウリ含)
 あれから考えに考えを重ねたので以前の発言と
 食い違う点もあると思いますが・・・

 わたしが思うに子供を含めて「すぐ感化されちゃう人」を受け手に設定すると
 作り手はなにもつくれないんじゃないでしょうか?
 極端な例、マーク・チャップマンがサリンジャーを読んでジョン・レノンを撃ったのなら
「ライ麦畑でつかまえて」は焚書にしなければいけないのでしょうか?
 受け手がなす解釈、誤読まで作り手はコントロールしなければいけないのでしょうか?
 メディアが及ぼす影響に「いい」と「わるい」の区別はつけれない、
 それはあくまでも作品と受け手の問題なのです。

 子供とメディアですが、わたしは彼らがメディアから得るものはほとんど無いのではないか、と思うのです。
 なぜならメディア(ゲームも含む)は決して受け手を「見て」「リアクション」しないからです。
 ただ一方的にイメージを垂れ流すメディアと日常生活を常に共に暮らし、ささいなことで叱ったりほめたりしてくれ、
 病気になれば看病し、一緒に泣いたり笑ったりしてくれる存在とでは一体どちらが大きな影響を及ぼすでしょうか?
 もし子供が前者を採るとすればそれはメディアの力が強くなったのではなく、後者の、
 子供を守るべき存在の力が弱くなったのではないでしょうか?
 #こどもをいいこに育てるコツはとにかくほめろ!でしたっけ。
 あの14才の少年の事件も検察はかれの祖母の死が大きな要因では、と見てるようですし。
 
 一概にマンガ、ビデオ、映画、ゲームなどを悪者にすればいいというものではないとおもうのですが・・・・。 
 


まぁ・・結局規制がかかるんだからいいじゃないですか・・・
もともとハニワンさんも「愚痴」と断ってるんだし・・・