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投稿者:
絶対有敵 @ koto.nsu.ac.jp on 98/1/14 10:26:24
・・・・・・・小さい時、お隣同士だった幼なじみ。私にとっては、
兄のような人であり、亡くなったお父様のように暖かい人だった・・・・
でも、何時の頃からか私は貴方のことを・・・・・・・
真・サクラ大戦2第九話「参龍合身・闘龍神!!」
1月15日・・・帝都も成人式を迎える人達で溢れかえっていた・・・・・・
大神:「さくらくん、紅蘭。成人おめでとう!」
さくら:「ありがとうございます!・・・・・なんか照れますね。」
紅蘭:「ウチももう二十歳か。早いもんやな。」
直那:「本当なら僕も成人式なのに・・・・・」
ノヴァ:「しょうがないじゃない。見た目が13歳そのまんまなんだから。」
紫苑:「俺は来月ですが。」
大神:「なんか初々しいな。なあ、梓もそう思うだろう?」
梓:「え!?そ、そうね・・・・」
大神:「?どうしたんだ、梓。ボーとして。」
梓:「な、なんでもないわ。なんでも・・・・」
式場前・・・・・・
さくら:「それじゃあ、大神さん。いってきます。」
大神:「ああ、がんばってね。」
さくら:「クス。大神さん、別に試合とかに行くわけじゃないんですよ。」
大神:「あ、そ、そうだったね。はははは。」
紅蘭:「ほな、直那はん。三時にな。」
直那:「ああ、これ終わったら、浅草の甘味屋でなんかたべようね。」
紅蘭:「よっしゃ。直那はんの見立てなら確かやね。楽しみやわ。」
ノヴァ:「じゃあまたね、紅蘭。」
紫苑:「さてと。隊長、俺達は野暮用がありますので、これで失礼します。」
ノヴァ:「え!?そんなのあったけ・・・・・・ムグ!」
直那:「そ、それじゃお先に!」
大神:「あ、おい!」
たたたた・・・・・・
大神:「なんだ、あいつら。変なの。」
梓:「・・・・・・・・」
大神:「梓、どうしたんだい?最近元気がないよ。」
梓:「え?そ、そうかな・・・私はいつも通りのつもりだけど。」
大神:「・・・・・・・・なあ、梓。」
梓:「え?」
大神:「梓、最近俺のことを避けるようにしてないか?」
梓:「そ、そんな!どうしてそんなこと言うの!?」
大神:「ご、ごめん。つ、つい・・・・」
梓:「!」
大神:「どうしたんだ、梓?」
梓:「・・・・・・・一郎くん、感じない?この気配・・・・」
大神:「なに・・・・・・・!!これは!?」
??:「フフフフ・・・・・」
大神:「誰だ!?」
梓:「一郎くん!あそこ!!」
梓の指差した所に一人の男と深くマントを被って、素顔を隠した五人の人影があった!
大神:「貴様は!」
孔明:「また会えましたね・・・・・・」
直那:「隊長!」
さくら:「大神さん!」
大神:「さくらくん!直那!紅蘭!紫苑!!」
さくら:「何か魔の者が大神さんに近づいていると思って・・・・・」
直那:(さすがは破邪の血を引くだけのことはある・・・・・)
紅蘭:「大神はん!梓はん!あいつは・・・・」
孔明:「我が名は、諸葛・・・・・・孔明。」
大神:「貴様の目的はなんなんだ!?」
孔明:「目的だと?知れたこと。この世のすべてを・・・・闇に、葬り去ることよ!!」
直那:「何だと!そんなことはさせないぞ!」
??:「ヘヘヘヘ!!孔明様、オレに殺らせてくだせえ!!」
孔明:「アルベルトか。・・・・・・良かろう。好きにしろ。」
流血のアルベルト:「ありがてえ!!けけけけけけけ!!!」
一人のマントが開かれ、そこから、巨大な爪と舌を持った男が出てきた!
アルベルト:「出やがれ!オレの『クリチャーズ・バット』よお!!」
アルベルトの足元から地面を突き破り、真紅の機体が現れた!
孔明:「出でよ!我が新機、『シャドウ』よ!!」
まさに影が出るかのように見たことの無い黒の人型機体が現れた!
紅蘭:「な、なんやの!?こいつら?」
直那:「気をつけて!今までの敵とは違う!」
四龍双龍丸艦長:「何とか、間に合ったみたいだな!」
大神:「双龍丸!!」
直那:「みなさん!」
マリア:「隊長、みんな。無事ですか!?」
大神:「ああ、大丈夫だ!急いで機体を!」
泉:「了解!」
ボボン!!
全員:「帝国華撃団、参上!!」

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