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投稿者:
ばんちゃん @ king337.kings-net.ne.jp on 98/1/15 09:59:06
『果たし状』
今回は黒之巣会から来た一通の手紙から事は始まった。
『なぜかは知らんが、野球で勝負だ。我らが勝てば帝都を天海達で埋め尽くさせてもらう。もし貴様達が勝ったら我らが花組の一員となってやろう。王神 次郎(えらい)より』
内容はざっとこんなものだった。はたして王神次郎とは誰なのか?
とにかく勝っても負けても花組にとってはいやなことだ。だから大神は花組が勝てばすみやかに帰ってもらおうと思った。
そして大神はみんなと野球のための作戦会議をすることにした。
大神「ところで、みんなは野球のルールを知ってるかい?」
さくら「知ってます。たくさんの球をひっぱたいた方が勝ちというやつですよね?」
大神「おしい、ちょっと違うな。球をとにかくひっぱたいて後ろの観客がいるところにはめればいいんだ。」
さくら「さすがは大神さん、何でも知っているんですね!」
アイリス「お兄ちゃんすっごーい!!」
大神「いや〜」
てれて頭をポリポリかく大神。
すみれ「こんなの知っていて当然ですわ。」
大神「まあ、そんなこんなで野球をするには9人必要なんだけど、おれ達だけじゃ7人しかいない。米田支配人は監督だから、あと2人は必要なんだけど…」
謎の男「それなら僕がはいるでちゅ。」
すみれ「ひっ?!」
どうやってこの作戦室にはいったのかはわからないが、すみれのま後ろにあやしいことこの上ない奴が立っていた。
大神「だれだ、君は?!」
すみれ「わ、わたくし知ってますわ。いつも劇上の一番前に座り、劇が終わった後にはわたくしにしつこくサインをせまってくるずうずうしい人ですわ。たしか、光軒とかなんとか言ってたような……」
神崎 光軒「う、うれしいでちゅ〜おいらの名前、おぼえててくれてたのでちゅね〜」
男は急に感動の涙をどばどば流しだした。
大神「とにかく部外者は出ていって欲しいんだけど……」
神崎 光軒「ぶ、部外者?!」
すみれ「そうですわ。わたくし、こんなずうずうしい人が加わるなんていやですわ。」
アイリス「アイリスにまかせて!!それ〜」
ポンっと音をたてて男は消えてしまった。
カンナ「でかしたぞっ!!アイリス」
アイリス「えへっ」
大神「ふうっもう少しで帝国華撃団のことが民間人にばれるところだった。よしっ!!ここでもう一度本題に戻ろう……そうだ!!新キャラのあの2人に頼んでみよう。」
紅蘭「そうやっ!!あの2人がおれば9人そろうで!!」
マリア「そうですね。それでは私が呼んできます。」
5分ほど経っただろうか…やがて、マリアが2人を連れてきた。
大神「よしっ!!これで人数はそろった。じゃあみんな、出撃だ!!!」
カンナ「ところで隊長、どこに行けばいいんだ?あたい、まだどこでするのか知らねえぜ…」
大神「おれも知らないさ。」
さわやかに大神はカンナの言葉を受け流した。
レニ「頼れるのは自分だけ… …」
ソレッタ「日本の男、頼りにならないでーす!」
大神「うっ…とっとにかくそのあたりでいるはずだ。すぐにわかるさ……」
あやふやなままついに花組は出撃した。
次回予告
やっとの事で花組は黒之巣会との試合に突入した。はたしてどういう展開になるのか?
ばんぺいくんはどうすればいいのか迷っている!!
とにかく次回、すべてがまるくおさまる?かな。御期待ください。
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