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投稿者:
かいちょう @ jnclic-171-47.ppp.justnet.ne.jp on 98/1/12 00:31:47
ここは大帝国劇場
舞台セットの交換(転換っていうんだっけ?)の時間を有効に使おうということになった。
ようするにお客に対するサービスである。設定が強引である(笑)
それは.....
漫才!!である。
出来るのか?......わからん(笑)
それでは始まりーーー!
さくら「さくらでーす!」
紅蘭 「紅蘭でーす!」
さくら&「2人あわせて、さくら&紅蘭でーす!」
紅蘭
さくら「ねえねえ、紅蘭」
紅蘭 「なんですか、さくらはん」
さくら「あたしたちのコンビの名前、なんとかならないのかしら?」
紅蘭 「うーん、そやな・・・たしかに安易な名前やな」
さくら「そうでしょう?なんかアゴ&金造みたいでカッコわるいな」
紅蘭 「おいおい、なんやいきなり。誰も知らんでその名前」
さくら「そんなことないわよ。小山ゆうえんちぃーって一世をふうびしたじゃないの」
紅蘭 「してへんて。それよりもうちょっとわかりやすい名前ださなアカンよ」
さくら「そお?じゃあ、タカアキ&のりたけだったらわかるかしら?」
紅蘭 「あのなさくらはん・・・・それとんねるずがお笑いスター誕生に出てた時の
名前やで。わからんて。みてみい、こどもたちみんな引いてしもたやないの。」
さくら「ねえ、紅蘭!あたしたちも10週連続勝ち抜きめざしましょ!!」
紅蘭 「めざさへんて。なんかみんなが思っているさくらはんのイメージがどんどん
くずれていくような気がするんやけど」
さくら「あたしのイメージってどんな?」
紅蘭 「さくらはんはヤッパリかわいらしくて、親しみやすくて、ちょっとドジで、
舞台でコケて、包丁で指切って・・・ってあんまり良くないな。
なにより女優やで!」
さくら「女優・・・トップスター・・・そうですわよねえ、おーほっほっほっほ、
わたくしにお笑いは似合いませんわ」
紅蘭 「な、なんやヘンな声出しよって。壊れてしもたんか?」
さくら「えっ?すみれさんのモノマネしたんだけど。そっくりでしょう?
あたし自信あるんだから!」
紅蘭 「全然似てへんで。まったくそんな自信どこでつけてきたんや?」
さくら「おかしいなあ?大神さんには大ウケしたのに・・・」
紅蘭 「大神さんって、劇場のモギリやっとるあの大神はんかい?あのなさくらはん
あの人の言うこと真に受けたらアカンで」
さくら「そ、そうなの?」
紅蘭 「そうや。アイツは誰にでも都合のええこというんやから。へんなモノマネ
するからまたこどもたちが引いてるやないの」
さくら「こどもっていえば、紅蘭は子供のころってどんな感じだったの?」
紅蘭 「ウチか?ウチは今と同じく機械いじりが好きでなあ・・・さくらはんは?」
さくら「あたしは小さいころおてんばで野山を走りまわったり木に登ったり・・・」
紅蘭 「元気いっぱいやったんやなあ・・・」
さくら「ある時なんか幼なじみと木に登って遊んでいたらお母様に、さくらさん!
木に登って遊んでるとおサルさんになっちゃいますよ!!って言われちゃって・・・」
紅蘭 「あはは、そんなこと言ったら植木職人はみな、おサルさんに
なってしまうやん」
さくら「そうでしょう?だから言うこときかないで遊んでいたらお母様怒っちゃて・・・
言うこときかない子はおしおきです!ってあたしのお尻ペンペン叩くの!
ほら、子供ってお尻が青いっていうでしょ?それなのにあたしは叩かれて
子供なのにお尻が真っ赤なの!」
紅蘭 「木に登って、お尻が真っ赤・・・・まさに猿やん」
さくら「あ、そうか!あはは・・・」
紅蘭 「それがいまやこんな立派になって・・・みんなファンのおかげやね。
ファンは大切にせなアカンよ」
さくら「そうね・・・だからあたしはサインしてって言われたら気持ちよく
サインしてるんだ。紅蘭は?」
紅蘭 「ウチもそうや。でもこの前急いで劇場に戻ろうと蒸気バイクに乗ってたら
なんかしつこく追いかけてくるヤツがいたんや」
さくら「あら、追っかけ?でもあぶないわね」
紅蘭 「ウチもそう思って止まったんや。そしたらなんか細かい字の書いてある紙
渡して名前書けって」
さくら「へえ、それでサインしてあげたんだ」
紅蘭 「そしたらよく見たら交通違反の切符やったんや。スピード違反やて。あはは・・・」
さくら「それ、あたしの言ってるサインと違うでしょ!!」
紅蘭 「そうか、あはは・・・」
さくら&「失礼しましたー!」
紅蘭
スタコラサッサ・・・・(←走り去る音)

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