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投稿者:
じぇねらる @ proxy.kcn.or.jp on 97/12/31 01:01:06
タッタッタッタッタッタッタッタッタ・・・深淵に響く足音。
一つではない、二つだ。
どこまでも続く廊下上の大道具部屋。そこでモップ掛けをする男女二人組。言わずと知れた大神とさくらだ。
もう、どれくらいの距離モップ掛けをしたか二人は覚えていない。時計を忘れたが、少なくとも半日は過ぎているはずだ。
ふと大神が足を止め、さくらもそれにならう。
大神「ふう、さくら君、少し休もう!」
さくら「そうですね。」
モップを置き、壁にもたれかかるように座り込む大神。その横に座ろうとしたさくらが落書きを見つける。
さくら「あら?10270?何かしら、これ?」
僕のハイスコアだ。ほっといてくれ!
さくら「何か聞こえたような・・・」
大神「気のせいだよ。ところで、どこまで続くんだ?この大道具部屋・・・」
さくら「さあ・・・」
大神「大掃除のたびに来るけど、端までたどりついたことがない!」
さくら「前回はとうとう救助隊が出ましたね(^^)」
大神「二重遭難して、こっちが助けることになったけどね(^^)」
大神&さくら「あはははははははははははははははは。」
一呼吸おいてから爆笑する二人。
彼らは気づいていた・・・・・・・・・・・・また遭難したことに・・・・・・・・・。
<あとがき>
読み切りです!10000で終わりだと思っていたのに、初めて10000すぎたら、まだ続いていた。ついさっきのことです。どなたか最後まで行った方いますか?
え?さくら君のミニゲーム「お掃除しちゃうぞ!」ですよ(^^)
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