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投稿者:
絶対有敵 @ koto.nsu.ac.jp on 97/12/03 09:40:56
講談師 高杉 直那:時は元禄15年、12月14日・・・・・・
江戸本所松坂に集いし赤穂の浪士四拾七士、折りからの雪を突いて吉良少将上総介の屋敷
に向かった。
大石内蔵助(大神):「みんな、分かっているな。我々の目的はただ一つ!吉良の首ぞ!」
赤穂浪士(帝劇一同):「おお!」
桐島安兵衛(カンナ):「ようし!いくぜ!」
安兵衛器用に梯子のぼる・・・・・が!
安兵衛:「あ、どっわあああああああ・・・・・・・」
なんと!門を乗り越えようとしたら、そのまま門が壊れた!あなおそろしや。
大石:「・・・・手順は違ったが、いざ突撃!」
浪士:「おお!」
安兵衛:「おい!あたいはどうなるんだい!」
吉良方はこの事態にまったく対処できず、浪士達の前に破れっていった。
吉良方:「ふふふ。もう逃げ場はないぞ!」
神崎太夫(すみれ):「ふん!それで囲んだとはちゃんちゃらおかしいですわ!」
吉良方:「なに!?」
神崎:「神崎風塵流・鳳凰の舞!」
手に持ちし長刀空を描けば、炎の翼が辺りを覆い尽くす!
橘笈太夫(マリア):「く、手強い・・・・・」
高師宣(刹那):「ふふふ。おもいしったか!」
その時、磨瀬の手に一丁の短筒が・・・・
橘:「パールクヴィチノィ!!」
師宣:「ぬおお・・・・と、飛び道具とは・・・・バタ。」
橘:「油断大敵よ。」
吉良方:「この子供が!覚悟しろ!」
大石主税(アイリス):「アイリス、子供じゃないもん!もう、おこったよ〜!」
吉良方:「うわ!ま、松の大木が!?」
主税:「えーい!!」
見ると無残にも松葉のない大木に押しつぶされた吉良方の姿が・・・・・・
これがホントの「松葉無し」(待った無し)(^^)
高喜重郎(羅刹):「グオオ!くたばれ!!」
ガシ!
安兵衛:「へん!あまいんだよ!これでもくらいな!チエイストォォォ!!」
正拳!裏拳!肘打ち!!
喜重郎:「ぬがあああああああ・・・・・・」
小野寺紅内(紅蘭):「ほれほれ、こっちやで。」
吉良方:「おのれ!またんかい!」
小野寺:「かかったで!うちの『ウチイリくん』の出番や!!ホイ!」
背中の背負子から火の点いた筒が出て、小野寺の手には火の吹く筒が握られていた。
吉良方:「どわあああああああ!」
小野寺:「イッヤほお!ええ感じやで!ほれほれ・・・ハ、し、しもうた!」
ドッカーン!!!
小野寺:「ケホ、ケホ・・・やっぱりこんなオチかい!うちは!?」
弥勒太夫(ミロク):「ホホホ、わらわに一人で挑むとは命知らずよの!」
真宮寺唯(さくら):「この力、妖術!?」
弥勒:「我が妖力に受けて死ぬがよい!」
唯:「やらせないわ!破邪剣征・百花繚乱!!」
居合いから発せられるる翔破は桜色の帯をひいて地を駆ける!!
弥勒:「くうううう、口押しや・・・・・・・」
大石:「せい!」
ズバ!
大神:「ていやぁあぁ!!」
ドシャ!!
大神:「このままではきりがないな・・・・・ よし!高機動装置展開!」
見れば大石の足には幾つもの車輪ついたる靴があり!(なんて、ただのローラーブレード)
チャンチャラ〜チャチャラチャチャ!(なぜかスーパーマンのテーマ)
ズバ!ドシュ!ズガガガガガガガ!!!
吉良方:「どわあああああああああああ」
ところが彼は気がつかなかった。勢いあまって自分の止まる所の樹まで切っていたことを・・
ポーズを決めて。大石:「ふ、決まったな!」
メリメリメリ、ドッスーン!!
大石:「こ、こんな・・はずでは・・・・・」
ピイー!ピイー!ピイー!
大石:「吉良か!?」

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